6月8日(火)晴れ。
朝は、サガミハムのポークソーセージ、目玉焼き、生海苔の味噌汁。昼は、遥竹庵というお店の蕎麦で「ざるそば」。夜は、豚足、鶏のもも焼、豚肉とピーマンとタケノコ炒め。お供は「伊佐美」。酔狂亭にて独酌。
陸上の山縣亮太選手が鳥取市で行われた男子100メートルのレースで9秒95の日本新記録をマークした。これで9秒台に突入した日本選手は、サニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴に続き四人目。資料によれば、最初に認定された日本記録は1911年の12秒0。手動計時だったため誤差はあるだろうが、約100年で2秒以上縮めたことになる。1932年ロサンゼルス五輪で6位入賞し、「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳が世界タイ記録の10秒3をマークしたのが、1935年6月15日に行われたフィリピンとの対抗戦。電動計時で最初に認定された日本記録は、1968年のメキシコ五輪で飯島秀雄がマークした10秒34。
私の時代は、東京オリンピックにも出場したロケット・スタートの飯島秀雄が一番だった。(私は、中学の三年生の時に、小田原の陸上競技場で行われた実業団対抗選手権で、飯島秀雄を見た)。東京オリンピックの100メートルで優勝したアメリカのボブ・ヘイズの記録が10秒0。この記録は、その後10年は破られないだろうと言われたが、次のメキシコ・オリンピックにて、やはりアメリカのジム・ハインズが9秒95でゴールし、人類初の9秒台選手となった。ちなみに現在の世界記録は、ジャマイカのウサイン・ボルトが2009年に出した9秒58である。オリンピックの100メートルの決勝が楽しみである。