白雲去来

蜷川正大の日々是口実

冷やし中華で気分は夏。

2021-06-07 11:02:13 | 日記

6月6日(日)雨のち曇り。

そういえば、5月から今日まで一回も外飲みをしていない。ほとんどのお店が「自粛」で酒の提供をしていないのだから、飲みに行く必要もない。と言った方が早い。一か月以上も飲み屋に行かない何て過去にあっただろうか。余計なお金を使わずに済む。

家にいることが多くなった分、良く本を読み、YouTubeやネットフリック、プライムビデオなどで映画や音楽を楽しむ機会が増えた。特にYouTubeは優れもので「見たい」「聴きたい」と思うものがほとんどある。音楽をBGMのようにして本を読んでいる。大体ジャズのオムニバスが多いが、好きな小林麻美さんの動画があって、家族が出かけたあとにテレビをコンポにつないで、ゴキゲンな音にして彼女の歌を聞いている。

日曜日は、家族はのんびりと起きてくる。「冷やし中華のタレ」を買ったので、作って皆で食べた。気分はもう夏だ。夜は、酒を抜いた。


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いわゆる「ミッドウェー海戦」。

2021-06-07 11:02:13 | 日記

6月5日(土)曇りのち晴れ。

小池百合子さんの愛読書に『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎著、中央公論新社刊)というものがある。大東亜戦争のノモンハン、ミッドウェー、ガダルカナル、インパール、レイテ、沖縄における日本軍の戦いを検証し、大敗を喫した「失敗の本質」を分析した一冊で、サントリーホールディングス、ブラザー工業、三菱地所など、さまざまな大企業の経営者が愛読書に挙げていることでも知られている。

私も読ませて頂いてたが、なるほどと勉強になったことも多いが、嫌な言い方を言えば「後出しじゃんけん」の感が否めない。先日、ミッドウェイの海戦の映画、「ミッドウェイ」が公開されたが、あまりヒットしなかったようだ。迷ったが私もまだ見ていない。なぜか、それは私たちの世代の人の多くは、戦争の実体験はないが、あの海戦が大東亜戦争(太平洋戦争)のターニングポイントとなり、事実上帝国海軍は空母機動部隊を失い、敗戦へと向かった「負け戦」であることを知っている。だからこそ「負け戦の結果」が分かる映画を見ることが気が重く、早い話が、威勢が悪い映画なのである。

6月4日の産経の「正論」に東京国際大学匿名教授の村井友秀先生が、書いた「旧陸海軍の遺訓を忘れた日本人」に、「ミッドウェー作戦」、「ガダルカナル作戦」、「インパール作戦」の失敗を端的に書き、現在のコロナ禍の日本人と比較している。『失敗の本質』を未読の方は、その村井先生の「正論」をダイジェストとして読んでから本編を読むと、理解しやすくなると私は思う。

 


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