五月七日(火)晴れ。
浪人と言えども、世間並みに十連休の恩恵にあずかった。けれども不如意続きで楽しくもあり、楽しくもなし。というのが本音である。いつもなら月初めに銀行の手当てをするのだが、うっかり連休と言うことを忘れて、慌ててATMにて入金した。朝七時、仕事や学校に行く家族と一緒に朝食。
朝食後は、眼科に行き、ドライアイの目薬を貰いに行く。簡単な検査に三十分、処方箋を貰って薬局目薬が出てくるまで三十五分。何とかならんのかね。午後から、郵便局や銀行へ。その後二時から歯医者。三時半に事務所。夕食の肴を買って自宅に戻ったのは五時過ぎ。あっという間に一日が終わる。あーあもったいない。
事務所で書棚を漁っていたら、「詩歌」「旅」「釣り」のコーナーに読売新聞文化部発行の『愛唱歌ものがたり』と言う本があった。読んだ記憶がないので、パラパラと頁をめくったら、やはり読んだことがなかった。書棚にはそういった本がかなりある。「いつか読もう」と思って買っておいたものや、原稿の資料のために買ったものだ。買ってしまうと安心してしまうのか、それとも書棚に収めてしまうと、読んだ気になってしまうのか、月日と共に忘れてしまう。だから同じ本を買ってしまい地団太を二三回踏むことがある。
五日のブログに、「『産経抄』に偶然にも、今読んでいる向田邦子さんの『父の詫び状』(文春文庫)の中の『子供たちの夜』というエッセイが引用されていた」。ということを書いた。すると古い友人のK氏からコメントが入って、「向田さんの死後から八年が過ぎた平成元年に発売されたのが『向田邦子の手料理』(講談社)という写真付きの料理と料理に関するエピソードが掲載された本。そのデザインを担当したのは、うちの家内です」。事務所で、その本を探して奥付を見たら、K氏の奥さんの名前があった。これも不思議な縁だと感心した。
その「向田さんの手料理」には、余り好みの物はなかったが、供養と思って、何品か作ってみようかと思っている。夜は、桜木町の「熱烈餃子」、豚肉とキムチ炒め、カツオのたたきを肴に酔狂亭にて独酌。お供は「三岳」。
浪人と言えども、世間並みに十連休の恩恵にあずかった。けれども不如意続きで楽しくもあり、楽しくもなし。というのが本音である。いつもなら月初めに銀行の手当てをするのだが、うっかり連休と言うことを忘れて、慌ててATMにて入金した。朝七時、仕事や学校に行く家族と一緒に朝食。
朝食後は、眼科に行き、ドライアイの目薬を貰いに行く。簡単な検査に三十分、処方箋を貰って薬局目薬が出てくるまで三十五分。何とかならんのかね。午後から、郵便局や銀行へ。その後二時から歯医者。三時半に事務所。夕食の肴を買って自宅に戻ったのは五時過ぎ。あっという間に一日が終わる。あーあもったいない。
事務所で書棚を漁っていたら、「詩歌」「旅」「釣り」のコーナーに読売新聞文化部発行の『愛唱歌ものがたり』と言う本があった。読んだ記憶がないので、パラパラと頁をめくったら、やはり読んだことがなかった。書棚にはそういった本がかなりある。「いつか読もう」と思って買っておいたものや、原稿の資料のために買ったものだ。買ってしまうと安心してしまうのか、それとも書棚に収めてしまうと、読んだ気になってしまうのか、月日と共に忘れてしまう。だから同じ本を買ってしまい地団太を二三回踏むことがある。
五日のブログに、「『産経抄』に偶然にも、今読んでいる向田邦子さんの『父の詫び状』(文春文庫)の中の『子供たちの夜』というエッセイが引用されていた」。ということを書いた。すると古い友人のK氏からコメントが入って、「向田さんの死後から八年が過ぎた平成元年に発売されたのが『向田邦子の手料理』(講談社)という写真付きの料理と料理に関するエピソードが掲載された本。そのデザインを担当したのは、うちの家内です」。事務所で、その本を探して奥付を見たら、K氏の奥さんの名前があった。これも不思議な縁だと感心した。
その「向田さんの手料理」には、余り好みの物はなかったが、供養と思って、何品か作ってみようかと思っている。夜は、桜木町の「熱烈餃子」、豚肉とキムチ炒め、カツオのたたきを肴に酔狂亭にて独酌。お供は「三岳」。