11月7日(木)晴れ。
ビデオデッキが壊れた。リモコンが悪いのか本機なのかは分からないが、録画してある映画などが全く見ることが出来ない。私は、ビデオに限らず家電などを買うとテプラで、購入した年月日を貼っておくことにしている。それを見ると、ビデオは、平成22年11月に購入したものである。平成22年と言えば2010年だから、もう14年も使っていたのか。経年劣化か、キッチンの油のせいか日焼けかは分からないが、大切な録画を見れないし、ネットでみても新しいものはかなり高い。これから大好きな駅伝シーズンだというのに。若い人は知らないだろうが橋幸夫の歌ではないが「チェッチェッチェ」。
良い天気だと、なぜかそれだけで嬉しい。朝食は食べないので、午前中は、コオヒイを飲みながらのんびりと本を読む。固い本など読む体力もないので、ほとんどがエッセーか旅と酒に関する本ばかりである。エッセーで楽しかったのは、亡くなられた福田和也の『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』、浅田次郎の『アジフライの正しい食べ方』、お世話になっている岩田温先生の『バカも休み休み言え』(まだお礼状を書いていない。すみません)、『三島由紀夫街歩き手帳』(横山茂彦著・太田出版)。小説は、『ソコレの最終便』、同じ作者の義和団事件を題材にした『静かなる太陽』などか。その他、買ったままで、まだ読んでいない本が5冊ほどある。読んでいる時のBGMはいつも川井郁子さんのバイオリンをユーチューブで流している。昼食は、ナンドック1本にコンソメスープ。
夜は、後輩が、「群青忌」のお疲れさん会を催してくれた。牛タンの名店で食事の後に、紅灯の巷へ繰り出し傾城と傾国を相手に杯盤狼藉。最後はサリーの店で〆。帰る時に、後輩がお店の階段で足を滑らして肩を脱臼。救急車を呼ぶ羽目に。幸いに大事には至らなかったが、サリーや仲良しのお客さんにお世話になりました。ありがとうございました。