なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

原発不明癌

2015年11月05日 | Weblog

 地域の基幹病院腫瘍内科から原発不明癌・多発性骨転移・肝転移の86歳男性が転院してきた。昨日まで左大腿部転移に対して放射線治療を行っていたが、そこはいつ病的骨折を起こしてもおかしくないと言われていた。患者さんは年令と病状の割には元気だった。短期間は自宅療養でもいけそうだったが、家族は日中だれもいないことと、自宅で悪化されるのが怖いということだった。オピオイドはまだオキシコンチン10mg/日。数か月はもつのだろうか。

 今日は外来がないので、余裕があった。午後から医師会報の原稿を完成させて、メールで送った。市の広報誌に載せる原稿(ひとくちメモなのでごく短い)は高血圧の話にして、ほぼ完成した。今月、山下武志先生の講演会があるので、せひ行きたい。来週は、春に退職して開業(父親の医院)する予定の消化器科の先生と院長といっしょに、大学の消化器内科に挨拶に行くことになった。代わりの赴任はないので、とりあえず今来てもらっている大学からの応援を、春以降も継続してもらうようにお願いする。

コメント
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