今日は仕事納めだが、年末年始も出るので、半分休み半分仕事になる。年末年始は最大で9日の連休になるが(28日土曜~5日日曜)、今年は最短の6日間なので、日当直を組む立場としてはありがたい。
午前中内科の若い先生が救急当番をしている時に、心肺停止の90歳男性が搬入された。心肺蘇生を頑張ったがダメだった。気管チューブを抜去した時に先端に餅がついてきたそうだ。喉頭展開では見えなかったが、AIとしてのCTで見ると、食道と気管支に餅が詰まっていた。挿管して送気できたので、隙間から空気は出入りしたと思われるが、その前に喉頭~気管支で詰まっていたのだろう。家族が気づいて、救急隊が到着するまでに15分以上はかかるので、詰まってしまえば間に合わない。肉の塊のようなものなら、外れることもあるかもしれないが、餅ではべっとりと張り付いてしまう。餅を食べるのが(時期的に)早すぎた、と病棟の看護師さんが言っていた(ハイ不謹慎です。すみません)。