CareNeTVで「フィバー國松の不明熱コンサルト」を見た。国立国際医療研究センター病院の総合診療科の先生だ。総合診療科があるのは知らなかった。個人的には、感染症科の大曲先生と忽那先生の病院としか認識してないが、、あらゆる分野で有数の病院だろう。8つの診療科における不明熱の扱いについての講義で、今のところ4つの診療科の分がアップされている。症例は循環器科が血管内リンパ腫、消化器科が家族性地中海熱(非典型)、呼吸器科が再発性多発軟骨炎、腎臓内科が透析腎癌。鈴木富雄先生とはまた違った角度から、明快に述べている。そのうち著書を出されたら購入しよう。
丸善に精神科春日武彦先生の新刊がでているか見に行ったがなかったので、結局アマゾンに注文した。「レジデント」1月号は岸田直樹先生編集の「かぜくらい診られますよって本当ですか?」だったので購入した。風邪の本・雑誌コレクションがまた増えた。病棟から電話がきて、原発不明癌・多発性骨転移の患者さんが昨日転倒したが、今日に見ると骨折しているらしいという。骨転移で一番病的骨折が危惧された部位だった。手術適応はないと思うが、明日整形外科の先生に相談してみる。