昨日(休日)の日中に92歳女性が心不全の増悪で入院していた。循環器科外来(大学病院からの応援医師担当)に通院して、利尿薬(フロセミド・スピロノラクトン)が処方されている。心房細動があり、EFは60%と良好だが、重度の僧房弁閉鎖不全症と大動脈弁閉鎖不全症がある。 利尿薬をそれぞれ静注に切り替えて治療されていた。
炎症反応が上昇して、肺炎の浸潤影と判断されるところがあり、肺炎・心不全として抗菌薬も投与されている。肺炎の軽快とともに心不全も軽快する可能性がある(かな)。救急外来で診た先生が、病状悪化時はDNRとしていた。(左が普段の通院時の胸部X線で、真ん中と右が入院時の胸部X線とCT像)
一昨日入院した心不全増悪の90歳女性は、内科クリニックで利尿薬(フロセミドとスピロノラクトン)が処方されていた。不整脈はないが、重度の僧房弁閉鎖不全症と大動脈弁閉鎖不全症がある。EFは30%と低下。入院後は、サムスカで軽快していた。さすが7.5mg1錠1707円のことはある。(左が入院時で右が軽快後)
以前循環器科医師が(現在は常勤医なし)、超のつく高齢者の心不全は、「心不全といえば心不全だが、老衰みたいなもの」、と言っていた。今後もこういう患者さんがど続々と入院してくるのだろう。どこまで治療するかが問題になる。人工呼吸まではしないとすると、ASVはどうなんだという話になる。