仕事も頑張りたい!子育ても頑張りたい!二兎を追い二兎を得たい主婦のblog

仕事をしながら、子育てをするのは大変!!でも、どちらかを選びたくない。
両方に全力投球をする日々を過ごしています。

929.遺言執行者のススメ

2013年06月13日 12時19分52秒 | 研修
Aquaはここにいます↓相続HPはこちら!
(相続PRO)相続手続支援センター長野・松本・飯田

こちら↓にぴってしてもらっていいですか?
にほんブログ村 その他生活ブログ 遺言・相続・遺品へにほんブログ村毎日がんばります。
応援してくださいね。



うちの上の子(小4)は今年の4月からスイミングの育成コースに入りました。
育成コースにはまだ上に「選手育成」のAランクBランクがあります。
私の中では、
「育成コースとはいえ、スイミングに行く回数が週1から週3に変わる程度」
だと思っていたのです。
子どもも行きたがっていたので、育成に入ったのですが。。。。

先日、子どもが夏季強化練習会のお知らせを持ってきました。
まず目についたのは、別途料金
学習塾のように高額ではないので、額面では「まあいいか~」ですが、
夏の土日はほぼ練習が入っています。
送迎がね。。。
子どもが張り切っているので申込みしましたが、とほほの今日この頃です。



さて、遺言執行者の重要性について

前回の続きです。


遺言執行者とは。。。
ざっくりもうしあげると
「有効な遺言書がある場合、遺言の通りに名義変更をしてくれる人」
です。
通常は、遺言書を作成するときに遺言執行者の指名をします。
遺言執行者は法人でも構いませんし、複数名いても構いません。

遺言執行者がいると何が便利か。

まずは、相続人の負担が減ります。
遺言書があることで、遺産分割の話し合いは省略できますが、手続はもちろんしなくてはなりません。
金融機関、証券会社、時には保険会社とのやりとりも発生します。
不動産があれば法務局に行かねばなりません。
相続が発生したとき、相続人が元気でいるとは限りません。
手間や、自身の健康、手続に赴ける状況かどうか等々将来不確定な状況に備え、
第三者を指定しておくとよいでしょう。

また、遺言執行者の指定をしていないと、
相続人全員の署名押印をする用紙を提示してくる金融機関もあります。
なぜ遺言があるか?
それは、「相続人全員の印鑑がもらえないから」という方もいるかもしれません。
遺言があるにもかかわらず全員のハンコをもらわなくてすむよう
遺言執行者の指定をしておくとよいですね。

さらに、遺言執行者に第三者を指名することで、
遺言手続が円滑に進むことがあります。
たとえば、相続人が複数名いて大変仲が悪い
(他にも、遺言の内容に偏りが大きく、不仲になってしまった)場合、
財産についての情報伝達がうまくいかなくなったり、
相続手続に協力をしてくれず、困ることがあります。
第三者が入ると、中立な立場で手続を進めてくれます。
また、遺言執行者に手続をお任せできるので、
他の相続人とのやり取りをしなくてよくなることもあります。

また、不動産を遺言にて遺贈する場合、(=相続人でない者にゆずる)
遺言執行者の指定がないと、相続人全員の署名押印がないと、
遺贈による所有権移転登記申請ができなくなってしまいます。

遺言執行者は、
自筆証書遺言を書く方には重要視されていないようですが、
本当はとっても大事です。
専門家に相談をし、万全な遺言を作成いただくようお薦めを致します。