スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

高松記念2日目優秀&人間の身体と機械の違い

2006-06-18 21:31:31 | 競輪
 高松記念の2日目優秀
 昨日の時点で不明だった並びですが,三ツ石ー小倉と渡部ー児玉で四国は別線,東口ー山口の近畿・中部と平原ー大塚の混成ラインで4分戦。香川選手が単独でした。
 結局,三ツ石選手の先行となって,番手の小倉選手が差して1着,三ツ石選手も2着に粘り,3着には渡部選手ということで,地元の香川勢こそ4着と6着に負けましたが,四国勢の上位独占となっています。
 まあ競輪の場合はよほどの力量差がない限り,ラインが結果に直結しますから,ラインが不明のまま予想してしまったのは無謀でしたね。とくにこのレースのように,どうラインが結成されるか難解な場合はなおさらです。

 物体としての機械を機械の身体と考えた場合に,この機械の身体と人間の身体の相違を最も明確に示しているのが,自然学②の要請であるといえるでしょう。
 すなわち,確かに機械の身体は人間の身体がなし得ないことをなすことがあるかもしれませんが,人間の身体のようにきわめて多くのことをなすということはなく,むしろ単一のこと,あるいはきわめて少ないことだけをなし得るわけです。むしろこの要請に従う限りでは,諸動物の身体の方が機械の身体よりずっと人間の身体に近いことは明白であって,したがって平行論の帰結として,機械の精神よりは諸動物の精神の方が人間の精神により近いということになるわけです。そしてこのように考える限り,このテーマに関係するところでは,定理九系にはほとんど矛盾や不条理はないといえるだろうと思います。
 このテーマはこれで終わります。明日から簡単にまとめます。
コメント
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