第133回天皇賞は予定通りにディープインパクトが圧勝。2着がリンカーンで3着がストラタジェムですから,阪神大賞典の勝ち馬が1着,2・3着に日経賞の1・2着馬ということで,堅く収まりました。
それにしても競馬の常識からしたらなぜ勝てるのか不思議になるようなはちゃめちゃな競馬をして,なおかつレコードタイムを1秒も更新するのですから,この馬の強さはまさに常識外れですね。武豊騎手も世界一といっていますが,確かにその通りだと思います。
人間の身体humanum corpusの中に起こることの原因causaが,人間の身体(の一部)が,外部の物体corpusXと関係することによって生じるとすれば,その観念ideaは,その人間の身体の観念を有する限りでの神Deusのうちにあるのではなく,その人間の身体の観念と,さらに外部の物体Xの観念を有する限りで神のうちにあるということになるでしょう。
ところで,ある人間の身体の観念を有する限りでの神とは,その人間の精神mens humanaの本性essentiaを構成する限りでの神であり,つまるところはその人間の精神そのものという意味なのですから,結論として,人間の精神は,自分の身体の中に起こることについて,その十全な観念idea adaequataをもたない,あるいは少なくとも,もたない場合があるということになります。でもこの結論は,第二部定理一二に反するのです。
それにしても競馬の常識からしたらなぜ勝てるのか不思議になるようなはちゃめちゃな競馬をして,なおかつレコードタイムを1秒も更新するのですから,この馬の強さはまさに常識外れですね。武豊騎手も世界一といっていますが,確かにその通りだと思います。
人間の身体humanum corpusの中に起こることの原因causaが,人間の身体(の一部)が,外部の物体corpusXと関係することによって生じるとすれば,その観念ideaは,その人間の身体の観念を有する限りでの神Deusのうちにあるのではなく,その人間の身体の観念と,さらに外部の物体Xの観念を有する限りで神のうちにあるということになるでしょう。
ところで,ある人間の身体の観念を有する限りでの神とは,その人間の精神mens humanaの本性essentiaを構成する限りでの神であり,つまるところはその人間の精神そのものという意味なのですから,結論として,人間の精神は,自分の身体の中に起こることについて,その十全な観念idea adaequataをもたない,あるいは少なくとも,もたない場合があるということになります。でもこの結論は,第二部定理一二に反するのです。