里見香奈倉敷藤花の快勝で幕開けした第36期女流名人位戦五番勝負の第二局。
清水市代女流名人の先手で,ごきげん中飛車を避けるような序盤戦術から,角交換型のやや変則的な後手の中飛車になりました。先手が先攻したのですが,後手がうまく対応して後手良しの情勢に。先手は飛車を働かせにいきました。

第1図は▲5四歩と伸ばしたところ。▲5三歩成から後手の飛車を動かし,自分の飛車が成る狙い。後手はとりあえず△2三歩と受け,▲4五飛に△5四銀。▲5二歩には△8一飛と逃げておき,▲4四飛に△4三銀(第2図)と引きました。

ここに至っては先手も飛車を逃げているわけにいかず,▲同飛成から自陣の角を生かして攻めていきましたが,これを後手が冷静に受け止め,最後は反撃に転じて勝っています。内容的には後手の快勝といえる将棋だと思います。
里見倉敷藤花が連勝で女流名人奪取に王手。この2局,非常に落ち着いた指し回しが印象に残ります。できすぎという感じもしなくはないのですが,おそらく気を緩めるということもないでしょうから,ニューヒロイン誕生の可能性が非常に濃厚になったといっていいのではないでしょうか。第三局は2月10日です。
ひとついい忘れましたが,CT検査は,検査する部位によっては食事の制限があります。ただ,僕の場合は首の撮影でしたから,普段通りに食事をしてもいいということを伝えられていました。したがってこの6月30日は,自宅でいつもより少し早目の昼食を摂ってから病院に向かったということになります。その前の喉のエコー検査も開始時間は同じ午後1時でしたので,この点は同様でした。
病院に到着して,診察券を機械に入れるのは内科の通院のときと同様です。2階ではありますが,この場所から建物を上に行くのにはエレベーターが最も便利な位置にありますので,それで上がりました。2階でエレベーターを降りた真向かいに,2階専用の受付がありましたので,そこで診察券と,最初に診察券を機械に通したときに発行される,1日の予定がプリントされた用紙を見せました。これはどんな科のどんな検査でも診察でもしなければならない手続きです。
とくにここに限ったことではありませんが,受付では必ず名前を確認され,その後どうすればいいのかを指示されます。この日は,検査をする部屋の前で待つように言われました。僕が検査を受ける部屋はこの階の,海側のマリンタワー方面の最も奥まったところでした。そこまで行きますと,部屋の前にベンチがありましたので,座りました。まだ順番待ちをしている患者が何人かいましたし,入院中の患者でしょう,ベッドのまま看護師に運ばれてきた患者もいました。したがっていくらか待たされたのですが,僕にはそれが妙に長く感じられました。時間だけでいえば,通院時の採血の検査や,内科の診察前にはもっと長く待たなければならなかったケースがあったと思うのですが,このときの時間が長く感じられたのは,あるいはCT検査が初めてでしたから,緊張していたためもあったかもしれません。
清水市代女流名人の先手で,ごきげん中飛車を避けるような序盤戦術から,角交換型のやや変則的な後手の中飛車になりました。先手が先攻したのですが,後手がうまく対応して後手良しの情勢に。先手は飛車を働かせにいきました。

第1図は▲5四歩と伸ばしたところ。▲5三歩成から後手の飛車を動かし,自分の飛車が成る狙い。後手はとりあえず△2三歩と受け,▲4五飛に△5四銀。▲5二歩には△8一飛と逃げておき,▲4四飛に△4三銀(第2図)と引きました。

ここに至っては先手も飛車を逃げているわけにいかず,▲同飛成から自陣の角を生かして攻めていきましたが,これを後手が冷静に受け止め,最後は反撃に転じて勝っています。内容的には後手の快勝といえる将棋だと思います。
里見倉敷藤花が連勝で女流名人奪取に王手。この2局,非常に落ち着いた指し回しが印象に残ります。できすぎという感じもしなくはないのですが,おそらく気を緩めるということもないでしょうから,ニューヒロイン誕生の可能性が非常に濃厚になったといっていいのではないでしょうか。第三局は2月10日です。
ひとついい忘れましたが,CT検査は,検査する部位によっては食事の制限があります。ただ,僕の場合は首の撮影でしたから,普段通りに食事をしてもいいということを伝えられていました。したがってこの6月30日は,自宅でいつもより少し早目の昼食を摂ってから病院に向かったということになります。その前の喉のエコー検査も開始時間は同じ午後1時でしたので,この点は同様でした。
病院に到着して,診察券を機械に入れるのは内科の通院のときと同様です。2階ではありますが,この場所から建物を上に行くのにはエレベーターが最も便利な位置にありますので,それで上がりました。2階でエレベーターを降りた真向かいに,2階専用の受付がありましたので,そこで診察券と,最初に診察券を機械に通したときに発行される,1日の予定がプリントされた用紙を見せました。これはどんな科のどんな検査でも診察でもしなければならない手続きです。
とくにここに限ったことではありませんが,受付では必ず名前を確認され,その後どうすればいいのかを指示されます。この日は,検査をする部屋の前で待つように言われました。僕が検査を受ける部屋はこの階の,海側のマリンタワー方面の最も奥まったところでした。そこまで行きますと,部屋の前にベンチがありましたので,座りました。まだ順番待ちをしている患者が何人かいましたし,入院中の患者でしょう,ベッドのまま看護師に運ばれてきた患者もいました。したがっていくらか待たされたのですが,僕にはそれが妙に長く感じられました。時間だけでいえば,通院時の採血の検査や,内科の診察前にはもっと長く待たなければならなかったケースがあったと思うのですが,このときの時間が長く感じられたのは,あるいはCT検査が初めてでしたから,緊張していたためもあったかもしれません。