今年の大井競馬のトゥインクル開催もいよいよラスト。開催メーンが今日の第3回勝島王冠。人気が予想されたテラザクラウドが左前脚の捻挫で出走を取り消し,また,ラインジュエルが競走除外で14頭。さらにスマートインパルスが御神本騎手からムンロ騎手に変更。
前走で逃げていたのは1頭だけ。ここもすんなりとヴァイタルシーズの逃げ。2番手にラストキングで内の3番手がスマートインパルス。最初の800mは50秒7というスローペースで,好位のカキツバタロイヤル,ツルオカオウジの2頭は少し掛かっていたように見えました。
その人気の2頭が3コーナーから外を進出。前2頭と雁行で直線に。2頭の叩き合いからは外のツルオカオウジが出たのですが,一旦は控える形になったスマートインパルスがカキツバタロイヤルの内から鋭く伸び,外の2頭をまとめて交わして優勝。ツルオカオウジが2着でカキツバタロイヤルが3着。
優勝したスマートインパルスは船橋でデビューして3歳の秋に東海に移籍。今年の2月に今度は大井に戻ってきました。7月から5連勝してクラスを上げ,前々走は敗退したものの前走でまた勝っていた上昇馬。南関東重賞は大井移籍後は初挑戦で初制覇。ここにきて本格化してきた馬ですので,この後もしばらくは活躍し続けることができるだろうと思います。また今日は急な乗り替わりとなった鞍上の手腕も光ったという印象です。父はクラフティワイフの仔のスパイキュール。ブルードメアサイアーは1988年のJRA賞年度代表馬のタマモクロス。シンガポールで重賞を3勝した日本産のJolie's Shinjuと同じ一族です。
騎乗したイギリスのアラン・ムンロ騎手はマイルグランプリに続いて南関東重賞2勝目。歴史が浅い南関東重賞で,管理している大井の三坂盛雄調教師も勝島王冠初勝利。
納棺の儀というのは,文字通りで,ベッドないしはストレッチャーに横たえられた遺体を,棺の中に納めるというもの。大抵の場合,単に遺体だけを納めるのではなく,故人が愛用したものなどを共に納めるものだと思います。もちろんこのときのK伯母の場合もそうでしたし,昨夏の父のときも同様でした。ただ,納棺の儀は当然ながら通夜の前には行っておかなければならないことですが,このときのように,遺体安置所で執り行うというのは,もしかしたら珍しいことであったかもしれません。
それからこのとき,遺体を棺に納める前に,死化粧をしました。父の最期のときもそうであったように,死化粧というのは死んだ直後,したがって多くの場合は病院でということになるかと思いますが,そこで施すものです。もちろんK伯母の場合もそうであったのですが,窒息が死因となりますと,遺体は死後に鬱血してくるのだそうです。実際にこのときのK伯母の遺体も,僕たちが一般的にイメージするような人間の死体と比較すれば,明らかに赤みがありました。この納棺の儀の直前の死化粧は,その赤みを隠すために施したものです。
いずれにしても納棺の儀は,通夜や葬儀と比べた場合にはそれほど儀式めいたものではありません。10分か15分くらいで終了しました。よってそれでもう帰ってもよかったのですが,別に部屋を借りまして,そこで今後の段取りなどについて打ち合わせを行いました。喪主はY伯父に決定していますし,通夜や葬儀,また斎場などはすでに決定済み。ただ,お返しをどうするかとか,料理をどうするのか,また祭壇をどう飾るのかなどといったことがまだ決まってなく,ここで決定して葬儀屋に依頼する必要があったのです。大方の事柄というのは一般的な常識の範囲内で決定することが可能ではありますが,Y伯父は喪主をやるというのはこれが初めて。僕たちは母が喪主として1年ほど前に父の一連の儀式を執り行ったばかりです。そうした中では,実際に経験しなければ分からないようなこと,たとえば骨壷というのはあまり重いものを選択してしまうと過度の負担が掛かるというようなことは知り得ません。それなりに役に立つ助言ができたのではないかと思います。
前走で逃げていたのは1頭だけ。ここもすんなりとヴァイタルシーズの逃げ。2番手にラストキングで内の3番手がスマートインパルス。最初の800mは50秒7というスローペースで,好位のカキツバタロイヤル,ツルオカオウジの2頭は少し掛かっていたように見えました。
その人気の2頭が3コーナーから外を進出。前2頭と雁行で直線に。2頭の叩き合いからは外のツルオカオウジが出たのですが,一旦は控える形になったスマートインパルスがカキツバタロイヤルの内から鋭く伸び,外の2頭をまとめて交わして優勝。ツルオカオウジが2着でカキツバタロイヤルが3着。
優勝したスマートインパルスは船橋でデビューして3歳の秋に東海に移籍。今年の2月に今度は大井に戻ってきました。7月から5連勝してクラスを上げ,前々走は敗退したものの前走でまた勝っていた上昇馬。南関東重賞は大井移籍後は初挑戦で初制覇。ここにきて本格化してきた馬ですので,この後もしばらくは活躍し続けることができるだろうと思います。また今日は急な乗り替わりとなった鞍上の手腕も光ったという印象です。父はクラフティワイフの仔のスパイキュール。ブルードメアサイアーは1988年のJRA賞年度代表馬のタマモクロス。シンガポールで重賞を3勝した日本産のJolie's Shinjuと同じ一族です。
騎乗したイギリスのアラン・ムンロ騎手はマイルグランプリに続いて南関東重賞2勝目。歴史が浅い南関東重賞で,管理している大井の三坂盛雄調教師も勝島王冠初勝利。
納棺の儀というのは,文字通りで,ベッドないしはストレッチャーに横たえられた遺体を,棺の中に納めるというもの。大抵の場合,単に遺体だけを納めるのではなく,故人が愛用したものなどを共に納めるものだと思います。もちろんこのときのK伯母の場合もそうでしたし,昨夏の父のときも同様でした。ただ,納棺の儀は当然ながら通夜の前には行っておかなければならないことですが,このときのように,遺体安置所で執り行うというのは,もしかしたら珍しいことであったかもしれません。
それからこのとき,遺体を棺に納める前に,死化粧をしました。父の最期のときもそうであったように,死化粧というのは死んだ直後,したがって多くの場合は病院でということになるかと思いますが,そこで施すものです。もちろんK伯母の場合もそうであったのですが,窒息が死因となりますと,遺体は死後に鬱血してくるのだそうです。実際にこのときのK伯母の遺体も,僕たちが一般的にイメージするような人間の死体と比較すれば,明らかに赤みがありました。この納棺の儀の直前の死化粧は,その赤みを隠すために施したものです。
いずれにしても納棺の儀は,通夜や葬儀と比べた場合にはそれほど儀式めいたものではありません。10分か15分くらいで終了しました。よってそれでもう帰ってもよかったのですが,別に部屋を借りまして,そこで今後の段取りなどについて打ち合わせを行いました。喪主はY伯父に決定していますし,通夜や葬儀,また斎場などはすでに決定済み。ただ,お返しをどうするかとか,料理をどうするのか,また祭壇をどう飾るのかなどといったことがまだ決まってなく,ここで決定して葬儀屋に依頼する必要があったのです。大方の事柄というのは一般的な常識の範囲内で決定することが可能ではありますが,Y伯父は喪主をやるというのはこれが初めて。僕たちは母が喪主として1年ほど前に父の一連の儀式を執り行ったばかりです。そうした中では,実際に経験しなければ分からないようなこと,たとえば骨壷というのはあまり重いものを選択してしまうと過度の負担が掛かるというようなことは知り得ません。それなりに役に立つ助言ができたのではないかと思います。