スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

海外遠征&第一部定理四

2006-06-22 20:30:19 | 海外競馬
 ヴィクトリアマイルを勝って安田記念では5着だったダンスインザムード,桜花賞4着でオークスでは3着だったアサヒライジングの2頭が,レースに出走するために渡米しました。出走するレースはダンスインザムードが現地時間1日のキャッシュコーマイルGⅢ,アサヒライジングは現地時間2日のアメリカンオークスGⅠです。アメリカでの競馬ということで,相手関係がはっきりとしないのですが,少なくともともに勝機はあるものと思います。日本時間3日のうちには結果も判明していると思うので,結果についてはその日に記事にする予定です。まだ関連の特設ブログは開設されていないようですが,開設されればお知らせしようと思っています。
 競輪は明日から豊橋記念です。今回は2日目優秀と決勝を予想します。

 公理五は定理四まで進まなければ正しい意味を把握できないのではないかと思います。「異なる二つあるいは多数の物は実体の属性の相違によってか,そうでなければその変状の相違によってたがいに区別される」。この定理に関しては証明しておく必要があると思いますが,それは明日以降に後回しするとして,今日は区別に関する用語を説明しておきます。AとBがあって,それが属性の相違によって区別されるとき,AとBは実在的に区別されるといいます。しかしAとBが変状の相違によって区別されるなら,AとBは様態的に区別されるといいます。たとえば,人間の身体と人間の精神は属性の相違(延長と思惟)によって区別できるので,これは実在的区別です。しかし人間の身体と三角形という物体,あるいは人間の精神と三角形の観念は,それぞれ属性の相違によっては区別できず,単に変状の相違によってのみ区別することが可能ですから,様態的に区別されるということになるのです。
コメント
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