『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

練馬の『世界』を読む会・8月例会は7名で。

2021-08-20 13:16:40 | 日記
 練馬の『世界』を読む会・8月例会の報告
 
 8月19日(木)、練馬の『世界』を読む会が行われました。
 長くて強烈な雨がようやく去って、残暑がワッと襲ってきた中で、新しい会場、光が丘図書館に、7名が集まりました。
 巻さんお手製の最中にコーヒー。図書館の会議室は空調が快適で明るくとても良い所でした。
 例によって、本題に入る前に、今の世の中に対するあれやこれやの意見交換。まず、コロナから入って、オリンピック、横浜市長選、総選挙と次から次へと話が尽きません。
 中身のテーマに沿っての話し合いの中でも、どうしても話題がどんどん様々な方向に逸れていきます。それだけ、皆さんの中に言いたいこと、言うべきことが満ち満ちているようです。その内容をお伝えすることはとても出来そうもないので、割愛させていただきます。ごめんなさい。
 1時から会場明渡しの5時ギリギリまで、参加者の「若さ」、エネルギーはなかなかなものです。
 
  今月のテーマは
  ・「コロナ戦記 第11回」         山岡淳一郎
  ・「ゼロ成長経済と資本主義」        小野塚知二
  ・「日中戦争」               笠原十九司
            でした。
  8月号のお薦めは
  ・西  「個人通報制度が変えるこの国の人権状況」
                        浅倉むつ子
  ・須山 「誰がこの事件をもたらしたのか」   上東麻子
  ・巻  「トラウマ、死の刻印、安楽死希求」  渡邉 琢
             でした。
 
 ◎ 練馬の『世界』を読む会、9月例会 の予定
   ●日 時 9月16日(木) 午後1時~4時
   ●場 所 光が丘図書館
   ●持ち物 雑誌『世界』9月号
   ○共通テーマ
    ・「パンデミックが映す命の格差」      内田聖子
    ・「緊張する米中関係と日本外交」      河野洋平
    ・「東アジアINF条約というリアリティ」  前田哲男
    ・「いま宮古島で何が起きているのか」    島本慈子
   ● 連絡先 須山
           suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
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東久留米の『世界』を読む会・昼の部、8月例会は5名で。

2021-08-20 12:48:49 | 日記

 東久留米の『世界』昼の部、8月例会の報告

 
 8月18日(水)、東久留米の『世界』を読む会・昼の部が行われました。
 生涯学習センター学習室で、5名の参加でした。
 第一テーマの「カーボンプライシング」有村俊秀では、果たして市場に投げかけることで解決への道が開かれるというのは疑問があるが、EUなどで推進している一つの選択肢ではあるだろう。日本としては、それに消極的な対応は克服して取り組むべきではないかと話されました。
 第二テーマの「ゼロ成長経済と資本主義」小野塚知二では、これまで温暖化との関係で産業を中心に考えてのカーボンゼロを課題にしてきたが、食糧問題とからめて人口の問題と地球のキャパシティという見方は新鮮でした。300年のスケールで考えていること、ディストピアの描写など、刺激的な内容でした。
 第三テーマの「なぜ彼は加害者になったのか」千葉紀和は、京都アニメーション大量殺人事件の犯人のことですが、筆者の温かい視線による文章には共感する意見が多く、今の世の中が共同性を失って、個人が孤立していることが問われました。
 第四テーマ「それは日本軍の人体実験だったのか?」倉沢愛子は、731部隊のことは知られていたけれど、「インドネシア破傷風ワクチン謀略事件」のことは初耳という感想でした。帝銀事件との関係などミステリアスな部分も面白い。最近、テレビで放映された妻夫木聡主演の『しかたなかったと言うてはいかんのです』や遠藤周作の『海と毒薬』のことも紹介されました。
 2時間というコンパクトな時間で、バランス良く話し合いが進みました。
 体力的にも、続けていくためにも、これは良い傾向だと思いました。
 皆さん、ご協力ありがとうございました。
 
今回の共通テーマは、
  ○ 「カーボンプライシング」         有村俊秀
  ○ 「ゼロ成長経済と資本主義」       小野塚知二
  ○ 「なぜ彼は加害者になったのか」      千葉紀和
  ○ 「それは日本軍の人体実験だったのか?」  倉沢愛子
           でした。
 
 8月号のお薦めは
  ● 富塚 「但馬日記 第27回」       平田オリザ
  ● 須山 「トラウマ、死の刻印、安楽死希求」  渡邉 琢
           でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)9月例会のお知らせ
  ●日 時 9月15日(水) 午後4時
  ●場 所 生涯学習センター集会学習室2
  ●持ち物 雑誌『世界』9月号
  ○共通テーマ
  ・「ESG投資が変える社会」        水口 剛
  ・「パンデミックが映す命の格差」      内田聖子
  ・「緊張する米中関係と日本外交」      河野洋平
  ・「いま宮古島で何が起きているのか」    島本慈子
  ※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
  ● 連絡先 須山
            suyaman51@mail.goo.ne.jp
 

 

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