東久留米の『世界』昼の部、8月例会の報告
17日(水)、午後4時から、東久留米の『世界』を読む会・昼の部、8月例会が東久留米生涯学習センターで行われました。参加は4名でした。
■ 第一テーマ・南彰「メディアは自らを改革できるか」
・ネットの進出の中で新聞など紙の媒体、あるいは活字は、どうなるのだろう。
・メディアに携わる者の状態の問題は、主に権力からの独立性の確保の問題だ。
・フェイクが重大な影響を持つ現状で、それを見抜くリテラシーの養成を考える必要がある。
・市民との関係、読者との双方向性などが大切だ。
・異論が交流される状態(複数性)の確保が大切だろう。
などと話し合われました。
■ 第二テーマ・松元ちえ「新たな歴史を紡ぐアメリカ新世代の労働運動」
・サンダースが支持され、GAFAの牙城で、労組結成の動きがあるのは、新しい変化を告げるシンボリックな事象と言えるのでは。
・日本の若い人は、現状に満足してしまって保守的になっているのだろうか。
などと話し合われました。
■ 第三テーマ・村井敏邦「サイバー警察局の設置は何を意味しているか」
・サイバー警察局の設置が、中央集権的な国家警察の復活という側面を持っているなどと思ってもいなかった。
・サイバー攻撃は重要な問題で、どう対処すべきかを野党も提起するようでなくてはいけない。
などの意見がありました。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)9月例会のお知らせ
●日 時 9月21日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室5
●持ち物 雑誌『世界』9月号
○共通テーマ
・「統一教会・自民党関係史」 中野昌宏
・「壊れる世界 第1回 覇権と国際秩序の間」藤原帰一
・「チャイナ・テックの光と影」 内田聖子
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
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