zoom『世界』を読む会・9月例会の報告
9月の『世界』を読む会のしんがりは、zoomの『世界』を読む会で、9月30日(金)午後7時より、4名で行われました。
■今月のテーマは
・中野昌宏「統一教会・自民党関係史」
・加藤圭木「「日韓歴史問題」と大学生」
でした。
統一教会問題と関わって、「国葬」についても、意見交換しましたが、一番の問題は、日本社会に大きな深い「分断」が形成されているのだな、ということでした。社会としては「危うい」状態ということでしょう。
岸田政権としては、「国葬」が過ぎてしまうことを望んでいたことでしょうが、過ぎてしまったでは済まされないことが続くだろう、ということでした。
統一教会は、幾つかの番組や出演者に対して、名誉毀損で告訴したりしているので、統一協会問題は、より掘り下げられるのではないか、という観測です。
あまり話題にはなっていませんが、1965年の段階で、文鮮明と皇室が記念写真を撮っているのは、どんな繋がりなのか、と紹介されました。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5373096722768052&set=a.319284564815985
この「国葬」は、「なんちゃって国葬」という呼び方が、そのままかな。
反対理由は明快なのに、賛成理由は、理由にならないようなものだな、と。
統一協会問題から、自民党が良い方向へ変わる兆しはどうか、とも話し合いましたが、これという見通しは見えませんでした。
加藤論文は、私たち『世界』を読む会としても、これをどう若い人に広めるのかという課題を抱えているので、我がこととして考え合いました。考えて、工夫して、「モヤモヤを持つ人たち」と「一緒に考える」方法を模索です。
◎ ZOOMの『世界』を読む会、10月例会 の予定
●日 時 10月28日(金) 午後7時半~10時
※ 例月より、30分遅く始めます。
※ 月末の金曜が定例です。
○共通テーマ
・「壊れる世界 第2回 大国の戦争」 藤原帰一
・「壊れる世界 第1回 覇権と国際秩序の間」(九月号)
・「兵器化する「表現の自由」とアテンション・エコノミー」
山本龍彦×小嶋麻友美
○参加ご希望の方は連絡下さい。案内を差し上げます。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
