練馬の『世界』を読む会・10月例会の報告
21日(金)、午後1時より、練馬の『世界』を読む会・10月例会が、光が丘図書館会議室で行われました。参加は7名でした。
今月のテーマは
・「戦争と奴隷制のサピエンス史」 三宅芳夫
・「民主主義と自治の再生へ」 岸本聡子×内田聖子
・「戦争の起源、NATOの役割、ウクライナの将来シナリオ」
マルチェロ・ムスト
・「兵器化する「表現の自由」とアテンション・エコノミー」
山本龍彦×小嶋麻友美
でした。
いずれも大きな、そして重いテーマで、論稿の内容も充実していて、知的雰囲気の高まる会となりました。
「人民による人民の支配」という共和制=自治というものを実現する課題が、私たちの前にデンと据えられている気がしました。
デジタル社会の問題では、「言葉」の復権という課題、人と人が会話、対話していない状況の克服という課題を確認しました。
ウクライナの将来シナリオは、描けない思いでしたが、岸本聡子さんの杉並での勝利は、皆さんに希望を与えていました。
◎ 練馬の『世界』を読む会、11月例会 の予定
●日 時 10月18日(金) 午後1時~4時
※ 毎月、第三木曜日が定例ですが、11月も金曜です。
●場 所 光が丘図書館・第一会議室
●持ち物 雑誌『世界』11月号
○共通テーマ
・「簒奪される公教育」 大内裕和
・「千三つのギャンブル」 辛淑玉
・「戦後思想の胎動と誕生 一九三〇-一九四八」 三宅芳夫
(「この民主主義を守ろうという方法によっては
民主主義を守ることはできない」 酒井隆史)
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
