東久留米の『世界』昼の部、12月例会の報告
12月15日(水)、東久留米の『世界』を読む会・昼の部の12月例会が行われました。ヒーターの故障で生涯学習センターの会議室が使えず、地下の調理室での開催となりました。6名の参加でした。
●今月のテーマは
・「日本における学術と政治」 岡田正則
・「メルケルとは何者だったのか」 板橋拓己
・「メルケル後 ドイツの選択(上)」 梶村太一郎
でした。
日本学術会議問題で話し合いの時間の大半を取ってしまいました。問題の重大さに対して国民の関心の薄さが問題だ。問題は解決していないのに済んでしまったような扱いになりそうだ。マスコミの取り上げ方に弱さがある。危険な事態だが、逆にチャンスにできるかもしれない。これを機に、「学問の自由」の意味について国民も理解を深めなくては。国民の民主主義の力をどうやって高めたらいいのだろう。軍事研究とデュアルユースのこと、研究費のこと。意見が交わされました。
メルケルについては、時間が少ししか取れませんでしたが、日本の指導者に比べ、世界に影響を与えるリーダーとして、その貢献を称える発言が多かったです。人権、反原発、難民受け入れ、など、世界に希望を与える政治家だったと。世論を気にするということは、聞く耳を持っていたことで、バランスをとって謙虚によく考える政治家だったのでは、と。
話し合いの中で、次の本が紹介されました。
加藤陽子『戦争まで』、加藤陽子『それでも日本人は戦争を選んだ』、藤原辰史他『「自由」の危機』、宇野重規『民主主義とは何か』
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)1月例会のお知らせ
●日 時 1月19日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター集会学習室5
●持ち物 雑誌『世界』1月号
○共通テーマ
・「デジタル・デモクラシー」 内田聖子
・「ケア/ジェンダー/民主主義」 岡野八代
・「ケアから社会を組み立てる」 村上靖彦
・「複合危機とエネルギーの未来」 飯田哲也
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
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