小岩の『世界』12月例会の報告
12月22日(木)・7時半より、小岩の『世界』を読む会・12月例会がzoomで開催されました。参加は4名でした。
今月のテーマは
・和田哲郎「円安を止めるために、日銀がいますべきこと」
・雨宮純「米国のスピリチュアルと政治」
・伊藤武「イタリア「極右・女性首相の誕生」をめぐる狂騒曲」
でした。
折しも黒田総裁の金利についての発表があったところで、経済通のお二人の解説を聞きましたが、当方には理解不能で残念です。市場に任せず、コントロールしようとすることが無理を生じさせて、行き詰まってしまっている、ようです。
米国のスピリチュアルに関しては、相当重大な問題でアメリカに限らず世界に不穏な動きを呼んでいるようで怖い感じがしました。「知」が試される時代です。
イタリアの報告は、詳しいものですが、大局的な見方に大きな刺激を与えるようなものではないという印象でした。左右の勢力感での大きな移動が生じたというよりも、右派内部での変化ということで。けれど、世界的には極右を生む危険な状況は蔓延していて見過ごせませんが。
■ 12月号のその他のお薦めは
○大塩 ・「イスラエルが繁栄する陰で」 鶴見太郎
○片山 ・「「死ぬ権利」とは何か?」 宮下洋一
・「安楽死は自殺問題の解決なのか」渡邉 琢
でした。
※ なお、諸般の事情により、小岩での『世界』を読む会は、当分閉会とさせていただきます。2019年5月から、43回に渡って開かれましたが、一旦幕を下ろします。
参加希望者は、ZOOMの『世界』(毎月最終金曜日・午後7時半~)に参加するようにお願いします。
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