連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

看護師不足

2006-11-22 07:09:49 | 社会・経済

厚生労働省主導による、2006年の医療報酬制度改正に伴う、社会的不安定要因のばらまきによると断定できるだろう。

 労働者の心情として 大病院→安定  があるだろう。

各地の大学病院の看護師の大量募集枠増大で、人材の吸い込みが行われた結果。

厚生労働省の、思考の背景は、何なのか?

 表向きは、医療の質確保というだろう。

   しかし、本音は、弱小病院淘汰、大病院へ集約ではないのか!

 人手が多ければ、質があがる現場と単純に考えられないのが医療現場だ。

個性満載で、誰一人として同じでなく、同じ経過をたどったりしないのが、病気というものだ。

テーラーメイド医療、テーラメイド医療が必要だ、病気、病状に合わせてってQOLを確保しながら、なんていわれている。

医療の質を支える人材は、大量生産、促成栽培できるなんて考えているのかね?

2006年4月に行われた、診療報酬改定、看護要員による上限が新たに設けられてことによる、人員増の試算を行っていたとすれば、現状は厚生労働省の誤り、甘さが露呈しただけ。困るのは現場だけ。

厚生労働省は、傍観者を決め込むだけだろう。