50台の息子からの電話。
「患者の妻が、大腿骨骨折をして、入院した。そこの病院は、総合病院である。
家族の、患者を見る都合上、転院をお願いしたい。」::とうの患者の身の回りの世話のために、頻回に病院と自宅を行き来した事実はない。
「治療は、そこの病院でもできると、当院の医師が言ってくれたし、転院先の先生も受け入れて治療してくれるといっています。」::当院の医師は、他院で治療可能といってないし、受け入れ予定の腫瘍科の先生は、造血器腫瘍の治療は専門外で無理と言っている事実があります。事実と異なったことで名前を出された人の迷惑は考えないのだろうか。傍迷惑。
大学病院で診断、治療を受けていたが、死んだほうがましだとまで患者が言った悪性腫瘍による疼痛がひどい状態で、友人の医師のつてで入院してきた。悪性腫瘍は、何で恐れられているかに思い至らないのだろうか?
貧血は、数年来指摘され、医師会の健診で、特に精査必要なしとコメントされていたから放置していたと患者は言うので、そんなことありますか?といったのですが、これも患者側のご都合主義のうそでしょうね。
悪性腫瘍の治療1コース終了、造血障害から回復したばかりの患者です。
壊れたものの修復を依頼され、少し見栄えが良く、外見はわからなくなった途端、もう終了してください。お願いは中止させていただきます。という感じです。すっきりしない、不快感を撒き散らかして去っていった一族。患者も、息子も医師。
精魂込めて、治療する側の気持ちを知っているのかね?
自分の貧血の原因を見出せなかったことで、自分か診察した患者で見逃しはなかったかと自戒することも、自分自身の力量の限界に思い至ることも無い、傲慢不遜さのみ、真実の意味での患者に対する親切のない、経済、御都合、手軽さのみを優先させる医師のようで、不快極まりない。
悪性腫瘍は、治療を任せる患者の信頼、信頼に応えようと日進月歩精進する医師
相互でつくりあげていくべきものであった、お手軽に次から次へと乗り換えていけばいいものではないだろう。医師ともあろうものが!と慨嘆しきりです。