豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

法要の意義…北斗市~函館空港~羽田空港~岡山空港~岡山

2009-04-13 23:19:34 | ファース本部
今日4月13日は、父が亡くなってから早47年目の命日でした。
今日は、今朝から自宅に檀家寺のご住職さんに来て戴き、周りの者だけで法要を行い、兄弟が一緒に仏壇に飾った父親の遺影を眺めつつ、暫し親父の昔話に盛り上がりました。

50年近く前のアルバムを持ち出して、そこに写った10代半ばの若かりし頃の自分や姉妹などの写真を見て、今更ながら年月の経過を実感するのでした。頑固で威厳の塊のような父親の前で、小さく畏まる子供達の姿が写真に写っています。

3歳上の姉が8歳頃、父親に口ごたえをしたとして、父親に真冬で吹雪の外に放り投げられた事を鮮明に覚えております。その姉が裸足のまま雪の上を速攻で家の中に戻って来た事も昨日の事のように覚えています。

その姉は誰よりも父に打たれ、怒鳴られたのですが、実はその姉の事を父は誰よりも愛していた事が後になって知る機会がありました。父親の不注意で赤ん坊であったその姉を囲炉裏に落とし大火傷を負わせ、その傷跡が今も残っています。

3名の姉と一緒に自分もよく怒鳴られ、殴られたのですが、どうしてか三人とも、怨念を持っている訳でありません。また近所の子供や親戚の若い衆を怒鳴りつける事が頻繁にあったようで、今日もその思い出話がありました。しかし、誰もが父を恨んでいないのです。

私たち6人兄弟(姉3名、妹2名)は、大企業の役員だった父の50歳代になってからの子供たちです。70歳の生涯だったのですが、家長としての威厳を死ぬまで保持し続けた父親がいました。

自分の子供だけでなく関わる人の全てを、自分の家族と同等に扱ったのだと父を知っている人々から聞いた事が何度もあります。今日は懐かしい写真を見ながら父親の思い出に浸る事が出来ました。法要と言うのは、47年前の故人を現在に蘇えさす事なのでしょうか。

今日は快晴で暖かい北斗市でした。もっと暖かいと思って来た岡山(写真はリムジンバス停の岡山駅)の気温は、北斗市と同じ16℃、ポツリポツリと雨が降ってきました。明日、一日、岡山市内で仕事おこないますが雨にならなければ…

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