豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「頑張れ!」の言葉の意味…函館市~北斗市

2012-03-09 18:20:48 | ファース本部
3・11の震災日から一年目が間もなくやってきます。
この間、私は被災した地域の人々に向けて、「頑張れ」「頑張れ」と言ってきました。
しかし、もう「これ以上は頑張れません」と言う被災者の深刻な声も多く耳にします。

今一度、この「頑張る」と言う意味を辞典で調べますと、【気張る。踏ん張る。粘る。張り切る。勢い込む。意気込む。引き締める。殺気立つ。発奮。奮起。緊張。一念発起】と。
一方的な「頑張れ」は、当事者に重圧を圧し付けているようなニュアンスにもなります。

もう「そんなに頑張らなくても良い」と言って上げたい気持ちになります。
気張らず、踏ん張らず、粘らず、張り切らず、意気込まず、ただ坦々と前向きに為すべきことを為して行く……つまり肩の力を抜いて、潮流に身を委ねてみたらどうか。

とは云いながら、被災地のガレキ拒否、原発避難者幼児の入園拒否などと言う、世界から評価されている日本人の「絆」は何処かに消滅したのでしょうか。
いつ何時、私達は、その被災当事者にならないと云う保証などありません。

私達、日本人は、被災者の方々に「頑張らなくとも良い」と言いつつ、「被災者の苦難を、被災しない私達が分かち合う」との行動が伴って行かなければ。多くの人はそうしています。
しかし、ほんの僅かな人のエゴ行動だけが報道されているような気も致します。

写真は、建主さんと協力業者さんを招いて行った今年の新年会で、ファースの家ユーザーさんの子供さんが、ゲーム用のホワイトボードにいつの間にか書いてくれたイラストメッセージ。
頑張りのない、肩の力を抜いた暖かさを覚えるメッセージです。

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