豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地鎮祭と着工式の意義が…北斗市

2012-03-21 18:00:50 | ファース本部
地鎮祭とは、「とこしずめのまつり」とも云いますが、土工事、建築工事などを始める前に、その土地に住まっている氏神とも云う「地神様」にその土地を活用、或いは一緒に住まわせて戴くお許しを得る神事でもあります。
仏式で執り行う時は仏事と言う事でしょうか。

一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式とされ、安全祈願祭の意味合いもあります。
神様の降りて戴く場所に4本の青竹を立て、その間を縄で囲って祭場とします。
斎主と言われる神主のもとで、我々建築業者やお施主さまが参列して執り行う事になります。

祭場の中に八脚台と言う木の台を並べ、その中央に大榊に御幣を付け、これに神さまを呼べるように立て祭壇とします。ここに酒、水、米、塩、野菜、魚などを供えます。
鍬入れと言われる儀式があり、本来は地べたに鍬を入れるのですが、写真で山形に積んだ砂を地盤に見立て、お施主さんと施工業者が鍬入れ、鋤き入れを行います。

今日は、ときおり横殴りの雪が吹き付ける天候でした。
写真は、右からお母様の服部順子さん、建主さまの服部由紀雄さん、奥様の圭貴(たまき)さんと長女の瑚白(こはく)ちゃんです。
この地鎮祭が終わると次は着工研修会(着工式)を行います。

着工研修会は、営業担当や設計担当者が、打ち合わせをして契約にまで至った経緯を実際に現場に入る、大工さんや協力業者さんなどと、その情報を共有する事とお施主さまをご紹介する集いです。この着工研修会では、建主さんのご家族を現場に携わる人に紹介し、工事中や竣工後の末長い付き合いの始まりとなります。

今日はこれから建主さまご家族全員が参加されるようで協力業者さんと会議室が笑顔でいっぱいになりそうです。
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