豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

現在の自分を何処まで知っているのか…東京都内~羽田空港~千歳空港~札幌市内

2012-03-30 22:20:58 | ファース本部
昨年のこの時期は、3・11震災と原発事故で多くの被災者や避難者の切迫した様子を毎日のようにマスコミで報道されていました。その事態は現在も大きく改善されておりません。

今日は、品川から乗った電車の中で盛んに人の悪口を言う中年グループを。
一方、札幌への飛行機の中では、被災地の医療活動を行っている医師と話が出来ました。
震災被災地では、住む家も、最愛の家族も、想い出の品々も失った被災者が存在します。
その被災者の1人は、命が助かった、失った家族の分の幸せを取り返し、家や家財はまた創り上げ、想い出は胸の中に仕舞い込んであると語っていたと。

今の本当の自分自身を自らが知らないまま、その行き先である夢や希望を描く事は出来ないのでしょう。今現在、空虚のままの自分が抱いた夢や希望は、単に空想でしか在り得ません。
今の自分に中身を詰め込んだ自分自身を創り上げる事が先決のようです。

人は、自分って何者なのか、などと考えた事はあるのでしょうか。
他人から見た自分はどのように見られているのかを考えた事はあるのでしょうか。
自分はどれだけの人から存在感を得られているのかを考えた事はあるのでしょうか。

震災の瓦礫の中からも本物の自分を見つけ、夢、希望に向かって歩みだす人がいます。
彼ら自身は、家や家族や持ち物を失っても胸中に溜め込んだ遺産がいっぱい。
何の被災を受けなかった人の不平不満は、自分自身をよく知らない証しに映ります。

機内で話した札幌の医師は、30歳代、ボランティアで医療活動に参加し、極限の生き様を見て人生観が変わったと云います。彼の話を聴きながらあの悪口の中年グループの姿が。
さて、今日は弊社の札幌事務所で新技術の勉強会を行いました。講義では、現況を知り得ることで、その上に新しい技術が上乗せになる意味を知って戴きました。

写真は昨日、東京大学で受講した講義で行った計算式…これを解る人もいるのですね。
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