豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

郷土愛と地域興し…上五島~佐世保~博多

2012-03-15 20:20:57 | ファース本部
日本列島各地の自治体では、若い人が進学で郷土を離れると戻れない実状があります。
誰もが親兄弟、親戚縁者のいる郷土で暮らしたいと思うのは当然です。
しかし、郷里には、職場が少ない、学校や子育て環境がなどに課題があるからです。
特に離れ島の集落は深刻です。

我国は、少子高齢化によって限界集落(高齢者しかいないため、子供が産まれず、いずれ没する集落)が各地に存在するようになりました。
限界集落と言うのは、少子高齢化が進む我国の国状を著わしており、放置すると国力が衰退し、いずれ国は滅びてしまいます。

国家は人の住む地域社会、つまり田舎の生産力で構成されています。
人の集まる都会は、会社で言えば管理運営部門であり、都会に真の生産性はありません。
田舎が活性化させてこそ都市や国全体が潤って行きます。国は田舎が作っているのです。

昨日から訪問しておりました上五島町には、私達ファースグループの中村興産さんと言う販売代理店と出口工務店さんと言う仲間がいます。
中村興産の社長、中村繁男さんは、行政と連携し、上五島再生プロジェクトを立ち上げ、島の活性化を促す活動に入っています。

少子化を食い止めるには、地域コミュニティーを確立させ、自然豊富な環境や歴史遺産を観光資源として活用、高齢者が子育てサポートを行い、豊富な海産物を二次加工して輸出を促し、昔のような賑やかな街づくりを目指しています。
上五島のような島国はコミュニティーを構築しやすことかから、実現可能なプロジェクトであると思われます。

「地産地消」。島で生産して島で消費することで輸入を減らし、二次加工して島の外に販売出来ると島の財務内容は充実します。
行政だけ、個人や企業だけでも実現不能です。
写真は中村繁男さん(手前)と出口芳近さん(左)と撮りました。
郷土愛を情熱で動かすこの再生プロジェクトが成功することは、我国再生の大きな礎にもなることでしょう。

本当に天候に恵まれ、また九州人の人情にも触れ、心身ともに温かくなれました。
明日は信州の松本市に移動します。

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