豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

何故オール電化なのか…秋田市~青森市

2013-02-16 22:19:21 | ファース本部
気温20℃の湿度50%が暖房での快適空間と云われております。
この同じ20℃でも、湿度によっては体感温度が大きく異なります。
20℃で快適だと体感するには、湿度が50%前後にキープすることの前提が伴います。

この湿度がもう一つの熱あることは、どれだけ人々が知っているのでしょうか。
気温20℃の室温の時、湿度は、10%で気温、約4℃の相当する熱を有しています。
つまり、50%と云う事は気温20℃に相当する熱量を持っている理屈です。この熱を潜熱と云います。

勿論、40℃もの熱は顕在化すると暑くて不快になりますが、実質的に隠れた熱として存在することに変わりありません。
この湿気の持つ潜熱をコントロールすることを調湿ハウスとでも言えそうです。
湿度を高くすると、住む人の身体から水蒸気が蒸発し難くなります。
つまりは体温を奪われ難い室内環境をつくると言う理屈なのです。

真夏は、湿気を室内から抜き取ると、身体から水分が蒸発して体温を奪います。
同じ気温でも涼しさを感じる事が出来ます。この家屋内で燃焼ガスを発生させると換気量が増大し、調湿することが出来ません。
そのために電化住宅にせざるを得なかった理由が。

この電気を上手に使用するには、とにかく家の温熱性能が問われます。
断熱気密性能のない家を電化にすると、貴重な電気エネルギーの無駄遣いにも繋がります。
昨今の高機能エアコンは、上手に使用すると-20の外気温でも充分に暖房空間をつくることが可能です。
それは、家の温熱性能が確保されている事が大前提となるのです。

今日は、秋田ファース会主催の全国大会記念講演(写真)を行いました。
一般公募の参加者が会場いっぱいに参集して戴きました。
そこで「何故オール電化」なのかをテーマに調湿効果の必要性を勉強して戴きました。

さて、全国大会が終わった翌日はいつも天気が荒れますが、今日も吹雪となりました。
秋田から青森まで特急つがる号が新青森駅付近で立往生しています。秋田を発ってから既に5時間近くになりますが、いまだに止まったまま、車中からのブログ更新となりました。
全国大会が終った後のアクシデントでした。今日は青森のホテルに辿りつけるか車中泊か。

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