豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

歴史や伝統・技の伝承を…福岡市~飯塚市~田川市~博多

2013-02-22 19:55:24 | ファース本部
私達のような創業者は、その創業時、ただ我武者羅に。
会社は機運に乗ると自然に拡大して行くものです。
会社は大きくするのは簡単でも、小さくする方がはるかに大きな努力が伴うものです。
それでも二代目、三代目と立派に継承する後継者が多いのです。

曾祖父など大昔に建築された家屋を補強し、快適さも現代住宅の性能を持たせるのは、むしろ新築より資金が掛かります。
それでも歴史や想い出、伝統を守ろうとする人も。
更に、先人達が培った技能や技術は、私達がこの先も伝承させて行く責任があるのです。

昨今は極端に少なくなった和風住宅ですが、日本の文化が至る所に残されています。
畳床、畳縁、畳寄せ、床の間、床柱、長押、敷居、鴨居などそれぞれの部位に大きな意味が隠されております。
また大黒柱や間柱、大梁、小梁、桁、貫、根太、筋違などの構造を支える部材の名称を見ると、これまた色々な役割に応じた意義があります。

貫板に大きな合板を両面から挟み付けて構成する、西洋風の大壁と云われる構造と比べると何とも神秘的とも観られる工夫が随所に見られる和風住宅です。
今日は田川市FAS工務店、三村建設株式会社を訪問し、社長の三村良一さんと意見交換を。

写真は、ファースの家で新築されたご自宅を訪問し、ご両親などを祀った仏壇の前で撮りました。
この部屋はまさに和室の良さが隅々に生かされております。
鴨居の上の長押に飾られた、故人の遺影も満足そうに見下ろしておりました。

三村建設さんも、祖父母の代から続けて来た工務店は、その経営と匠の技も立派に伝承して行く事でしょう。
今日は、昼休みを利用して田川市の炭鉱博物館を見学してきました。
北海道はまだまだ雪深い冬ですが、今日の福岡県は小春日良いと天気に恵まれました。
さて、明日はまた、その氷点下の北海道に戻ることに…

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