豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

冷房機活用の時季となりました…札幌市内~函館駅~北斗市

2013-06-05 18:33:59 | ファース本部
昔は冷房機のことをクーラーと云った時期がありました。
冷房専用機で暖房が出来ない設定となっていたからです。
今でも工業用などで、特殊な使い方を行う施設では、冷房専用機を設置している場合もあると云います。

現在は、冷暖房が出来るだけでなく換気や調湿なども行う事から「エアーコンディショナー」、訳してエアコンと云うようになりました。
昨今は、供給数が少ないため、スケールメリットの要因で冷房専用のクーラーを設置する方が費用高となるそうです。

いずれにせよエアコンは、冷媒ガスを室外機で圧縮して高温高圧にすることで、氷点下の沸点を常温まで持ち上げ、常温のまま外気をあてて液化させます。
その液化した冷媒ガスを室内機に送り、一気に気化させ、「気化熱」で冷房する装置です。

この高温高圧になった冷媒ガスを室内機に送り、この高温熱を暖房に使用出来ます。
室外機には、四方弁と云う電磁弁が付いており、コントローラーボタンのワンクリックで冷房と暖房の切り替えが出来る訳です。理屈的に極めて簡単なのですが…

エアコン稼働の際の注意事項としては、室外機に空気が何の抵抗もなく入り易く、そして放熱し易い状況を確保しなければなりません。
室外機が外壁にピッタリとくっ付いている、室外機の周りに障害物が多い、このような場合は、極めてエアコン効率が悪くなります。

エアコンは、基本的に室温熱を10℃ずつ、室外機を通じて外に吐き出す機械です。
例えば外気温が30℃の時に閉めっきりの室温が40℃にもなる場合があります。
この時点でエアコンをフル稼働させると極めて劣悪なエネルギー消費効率となります。
出来れば窓を開け外気温近くまで室温を下げてから冷房すると驚くほど省エネとなります。

さて、今日の北海道は冷房など全く不必要な肌寒さで現在の北斗市は気温13℃。
写真は冷暖房で活躍する本社執務室のエアコン室外機です。明日は仙台に移動です。

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