豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

二所帯住宅の要点…北斗市

2013-06-20 18:02:19 | ファース本部
高齢者の預貯金が数百兆円に及ぶと言われます。
高齢者はお金があっても使おうとしない現実があるのではないか。
それは、老後に不安を感じており、貯め込んだお金を使うことにも不安を感じています。

そのお金の持った高齢者と一緒に暮らすための二所帯の家づくりも多く存在致します。
この二世帯住宅には、嫁と姑が存在し、つまり一家に主婦が二人いる事になります。
どんなに仲の良い嫁と姑であっても、同居すると確実と言っていいほど確執がでるもの。

仲良く暮らすには、どちらかが一方的に我慢してそのストレスがたまってきます。
一家に二人の主婦は在らないと言う事を前提に設計企画を行う事が大切です。
主婦が主導権を求める個所は、台所などの水まわり動線では。
また、電気、水道の光熱費管理と家族や家族以外の人々の出入りにも気苦労します。

そのため、このような個所を確実に分離することが望ましいと思われます。
玄関も台所も浴室もトイレも、更には電力積算計、水道計も別々にして管理を。
一見、マンションかアパートのようにも感じますが、家事室(ユーティリティー)を家の出来るだけ中心につくり、ここを共有スペースとします。
家族が助け合う空間が必要ですが、干渉される事もないのがこの家事室なのです。

嫁と姑とは元々他人です。
離れていれば寛容にもなれるのですが、毎日の生活空間に二人の主婦が、自分の求める生活観や価値観を共有出来る可能性は極めて少ないのです。
私は離婚調停の仕事もしておりますが、トラブルを起こさないように我慢すれば、そのフラストレーションは必ず爆発するものです。最初から干渉されない空間を・・・

さて、今日の午前中は休養にあてました。午後から出社しておりますが、本社のある北斗市は朝から快晴でした。本州は大雨だと云うのに…写真は会社の前から撮った函館山です。
明日は梅雨真っ只中の東京に出掛けます。

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