豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家づくりの難しさ…博多~福岡空港~羽田空港~函館空港~北斗市

2013-06-14 17:40:18 | ファース本部
家が建築される環境は、まったく同じモノなど二つと無いと言われます。
同じ敷地に同じ間取り、同じ建材で同じ技術者が管理して同じ職人が施工を行ったとしても、同じくなり得ないと云うのです。それは創り上げる時間帯、右と左の風当たり、その時の技能者のコンディションなども。また、同じ建材や備品などは、同じメーカーのモノであっても一個一個が微妙に異なるモノです。
それを現場ごとの環境変化で同じものは二つと出来ない要因となります。

特に家づくりにはコンビネーションが適合していなければなりません。
コンビネーションとは「組み合わせ」「結合」「連携」と言う日本語に訳されますが、互いに持ち分を連携しあいながら役目を果たす事です。

家づくりには、設計、地盤調査、基礎、木工事、外壁、サッシ、内壁、屋根、断熱、気密、電気、水道など約30業種もの全く異なる業者さんが入ります。
まさにそこに入る業者さんの方々のコンビネーションが必要です。

それぞれの業種の業者さんは、其々が自分の仕事に特化した技術や技能を持っています。
しかし、その「組み合わせ」「結合」「連携」がしっかりと行われなければなりません。
我々工務店の経営者は、そのコンダクター的な役割を果たしていると言えます。

コンダクトを間違えば、出来上がる家がチグハグになる場合も実際にあるのです。
使用する資材、部材の特性相性などを間違えば、その充分な機能を得られないからです。
職場での業務連携、家族間での生活活動連携、家づくりはお施主さんと協力業力業者さんとの施工連携と、全てがコンビネーションで成り立っているように思われます。

今日は、全国研修会を終え、最後だった九州博多から北海道北斗市本社に帰社致しました。
研修会では、人、モノの「組み合わせ」「結合」「連携」つまりコンビネーションの組み方を中心の研修でした。

写真は本社敷地内に在る試験ハウスですが、今日も色々な建材や器材の組み合わせに関する実験を行っておりました。
さて、今日は少し早めに切り上げて函館市内で行われる音楽演奏会を鑑賞してきます。

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