豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

何かを成せば何かが影響を受ける…北斗市

2014-06-25 18:04:31 | ファース本部
私達が昭和60年に住宅内の温度と湿度を一定化させる調湿機能を保持するため、オール電化住宅専用工法のファースの家を創り上げました。
この時は、誰かに何かを言われたことなどありませんでした。存在感が無かったからです。しかし電力会社は、深夜帯に余剰する発電設備の稼働率を上げると発電効率も上がることから、電力会社との連携が出来るようになりました。

このように目立って来た時点から、幾多のバッシングが始まります。
深夜帯に供給する電力は、使用しなければ捨てられる状態となるため、安価な電力でも採算が取れます。その後、電力会社は時間帯別料金制度をつくってオール電化住宅普及キャンペーンをあちこちで行うようになりました。

私達は、その矢面に立つことになるのですが電気で暖房や給湯、厨房を賄うことになると、その他の燃料供給者や燃焼機器メーカーなどがまともに影響を受けることになります。
そもそも実績のない状況ではじめていることであり攻撃材料は、豊富にあるのです。
電気は発電時に大量の燃料を使用しており、とても贅沢なエネルギーであると。
またIHクッキングヒーターが発売された時は電磁波障害を越え高に叫ばれたものです。

電気は貴重なエネルギーです。しかしこの電気は、ヒートポンプなどのように、上手に使用するとガスや石油の何倍も省エネ活用が可能です。
樹脂スプレー断熱材を開発した時は、既存断熱材のグラスウール関連の方々が口汚い誹謗中傷を受けたこともあります。

家づくりにおける温熱性能に関しては、様々な技術開発を行ってきました。
この新しい技術で影響を受けるのは、関連企業だけでなく、既存方法を理論付けて指導してきた学術者の方々の自尊心をも傷つけることになります。
しかしながら、平成元年から始めて26年、何千棟ものファースの家が全国に建築されています。私達は、建築して戴いた建主さんの満足感に満ちた笑顔だけが支えとなっています。

今日も関東エリアは大荒れだったようですが、道南はご覧のような晴天で気温20℃、湿度50%と極めて爽快な時間が流れています。
さて、明日から2日間、東京事務所を中心に仕事を週末は東南アジアに視察出張です。

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