豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

お金を貯め込む高齢者…函館市~北斗市

2014-06-03 19:14:42 | ファース本部
日本国内の預貯金額が数百兆円以上にも及ぶということです。
所帯数から換算すると、資産家だけが金を貯め込んでいるのではないようです。
いわゆる富裕層と言われる所帯だけでは勘定が合わないのです。
質素に暮らす75歳以上の所帯で5千・6千万円にも及ぶ預貯金を持っているのです。

お金を持っているお爺さんに、そんなにお金を貯めるのは何故かと尋ねると、返ってきた答えは、「老後が心配だ」と言うことです。75歳以上になっていて老後が心配とは。
お金がすべてだと錯覚しており、病気になり、動けなくなった時には金だけが頼りだと思っているようです。

今日は家庭裁判所(写真は別な裁判所)での調停業務を行ってきました。
今日の事案ではありませんが、遺産相続関連の案件を扱う機会が多くあります。
特に5000万円を残して亡くなったお年寄りに、法定相続人が5人いたとすると、1000万円ずつ分け合うと紛争になりません。

ところが5人の相続人それぞれに事情は異なります。
例えば若くして家を飛び出し、死んだ時だけ顔を出した人、最後まで看取った人、中間で面倒を見た人など、その全てに平等に1000万円ずつ分け合うことなど殆ど在り得ません。
それぞれが権利を主張することになり、やがて私達の調停案件となる場合が多いのです。

お金は生きた使い方をしなければなりません。
特に高齢になると疾患率、病気になる確率が高まり、寝たきりになる可能性が大きくなるのです。
病気になり難い家づくりを行うのも賢明かと思われます。
お金を使わないから溜まって小金持ちになり、その金を遺して亡くなることは家族間の紛争の種を残すことにも他なりません。賢いお金の使い方と提案する必要がありそうです。

さて、今日も暑い一日のようでした…
と言うのもこの北斗市や函館市などの道南だけがクールスポットにはまっているようで、終日20℃前後の快適な一日でした。



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