蓄熱暖房機(写真)は、深夜電力を使用して断熱したケーシングの中の耐火レンガを700℃近くにまで加熱して溜め込みます。
その熱を少しずつ放熱しながら暖房する装置です。
昼間に停電しても蓄熱されているため室温が下がる事などありません。
住宅性能の伴わない住宅には、安全安心な暖房機器とも言えそうです。
しかしながら家の断熱性能が伴わなければ、短時間で暖房機が溜め込んだ熱を放熱仕切ってしまします。
私達のファースの家も以前は、殆どがこの蓄熱暖房機を利用しておりました。
ところが蓄熱暖房機を用いた家が累積すると、いずれ昼間の使用電力量に近づいてくる事かが容易に想像できたものです。
安価な電気料金では電力供給が立ち行かなくなります。
3・11の原発事故以後は、深夜電力供給もかなりの逼迫した状況になっているようです。
したがって安価さを売りの深夜電力料金が大幅な値上がり傾向にあるのも現実です。
私達は、10年以上も前から高機能エアコンの使い方を研究して参りました。
氷点下20℃にもなる寒冷地で使用できるかどうかを数シーズンに渡って実験を繰り返し、検証してきましたが、震災後のファースの家の90%は、高機能エアコンを採用しています。
エアコン暖房機の場合は、停電になったら直ぐにでも室温が下がってしまうのではないかと心配する人もおります。
ところがファースの家は、構造体と床下の潜熱蓄熱材など、家全体に蓄熱暖房機5台分に相当する熱を溜め込んでおります。
蓄熱暖房機も深夜に停電すると熱を溜め込めなくなりますが、構造体に熱が溜まっているため外が0℃でも、2・3日程度は生活可能な温熱環境を保持できます。
難点は、構造体が熱を吸い込むため、室温が温まるまで2・3日も掛かることになります。
これは冷房時期も蓄冷しているため、停電になっても室温が数時間以上も保持できます。
いずれも急場の冷暖房には間に合わないのです。
私達がファースの家をお引き渡しする際、冬場は暖めて、夏場は冷やしておいてからに致します。
本州は梅雨に入った地域が多くなりました。
この梅雨時に湿度管理されたファースの家で是非ご体感を戴きたいものです。

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その熱を少しずつ放熱しながら暖房する装置です。
昼間に停電しても蓄熱されているため室温が下がる事などありません。
住宅性能の伴わない住宅には、安全安心な暖房機器とも言えそうです。
しかしながら家の断熱性能が伴わなければ、短時間で暖房機が溜め込んだ熱を放熱仕切ってしまします。
私達のファースの家も以前は、殆どがこの蓄熱暖房機を利用しておりました。
ところが蓄熱暖房機を用いた家が累積すると、いずれ昼間の使用電力量に近づいてくる事かが容易に想像できたものです。
安価な電気料金では電力供給が立ち行かなくなります。
3・11の原発事故以後は、深夜電力供給もかなりの逼迫した状況になっているようです。
したがって安価さを売りの深夜電力料金が大幅な値上がり傾向にあるのも現実です。
私達は、10年以上も前から高機能エアコンの使い方を研究して参りました。
氷点下20℃にもなる寒冷地で使用できるかどうかを数シーズンに渡って実験を繰り返し、検証してきましたが、震災後のファースの家の90%は、高機能エアコンを採用しています。
エアコン暖房機の場合は、停電になったら直ぐにでも室温が下がってしまうのではないかと心配する人もおります。
ところがファースの家は、構造体と床下の潜熱蓄熱材など、家全体に蓄熱暖房機5台分に相当する熱を溜め込んでおります。
蓄熱暖房機も深夜に停電すると熱を溜め込めなくなりますが、構造体に熱が溜まっているため外が0℃でも、2・3日程度は生活可能な温熱環境を保持できます。
難点は、構造体が熱を吸い込むため、室温が温まるまで2・3日も掛かることになります。
これは冷房時期も蓄冷しているため、停電になっても室温が数時間以上も保持できます。
いずれも急場の冷暖房には間に合わないのです。
私達がファースの家をお引き渡しする際、冬場は暖めて、夏場は冷やしておいてからに致します。
本州は梅雨に入った地域が多くなりました。
この梅雨時に湿度管理されたファースの家で是非ご体感を戴きたいものです。

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