豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

住む人の幸せづくりは自分の幸せづくり…函館市~北斗市

2014-06-18 18:02:49 | ファース本部
家の中に、今日のように80%を超えるような湿度を家の中に入れないような機能を装備するには、シームレス状な気密層を形成しなければ無理なことなのでしょう。
ポリフィルム1枚で外気湿度を遮断し、内部発生水蒸気を逃がさないようには無理です。

昭和年代の終わりころからファース本部では、家屋内の湿度を一定化するための気密層を形成するための研究を行ってきました。行き着く先が樹脂スプレー発泡断熱材でした。
ポリフィルムによる既存工法を侮辱する工法だと散々なバッシングを受けたものです。

家を樹脂ですっぽりと包むと室内空気が汚れます。したがって空気清浄が必須となります。
そのため、燃焼ガスを発生させない電化住宅を採用したのが昭和60年でした。これもまた、既得権益を壊される人々からは、人格否定されるような非難を浴びたこともあります。

住む人が健康的に暮らせ、省エネで光熱費が安価であり、更には家自体の100年寿命を目指した研究でした。それには、家に確たる機能、性能を保持する研究が不可欠でした。
従前にないものを世に出すと、今までの方法で行っていた既得権者の生活を脅かします。
そのバッシングを気にしていたら、技術などの発展などは在り得ません。

乾燥する真冬を暖かく過ごすには単に気温キープだけではなく、家屋内に潤いを残すことも必要です。
真夏の多湿時期には、外部の湿気を入れないように……
単に気密層の形成だけではなく、入ろうとする湿気を追い出す装置、入った湿気を処理する仕組みなどが必要です。乾燥する真冬はその反対の効能を持たせます。

30年前に出来た住宅システムでしたが、様々な過程を経て年々進化を遂げてきました。
今日は、エアコン銅管腐食を防ぐ装置の供給方法を模索しておりました。
40坪の家を全館冷暖房し、真夏の一番暑いひと月、真冬の一番寒いひと月で、約8,000円程度の電気代で賄うような住宅性能を確立しました。

写真は実験に使用する器材ですが、なかなか思惑通りに行かないものです。
しかしながら、失敗を糧にして根気よく続けることで必ず光明が見えてくるものです。
住む人の幸せづくりは、自分の幸せづくりとイコールなのですから…

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