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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

優良企業の進化を語るとき…北斗市

2014-06-16 18:07:46 | ファース本部
経営の神様と言われたパナソニック創業者の松下幸之助翁、トヨタグループの豊田佐吉氏世界のホンダを創った本田宗一郎氏も、計算づくの企業経営を行なった訳ではないのです。
誰にも負けない努力と研究は勿論、潮流、時勢と言う波に乗れた事も成功の要因でしょう。

彼らから、その哲学や手法を学び、同じ事を我々が真似しても成功などあり得ません。
能力の違いはもとより、時代背景、社会環境、それに時勢と潮流が異なるなかで企業経営を成功させたとすると、それこそ超人的な神業を持った経営者と言えます。
上記の三人の経営者はいずれも汗まみれになっての物づくりの現場から企業を興しました。

全国に200万社も存在すると言われる企業の殆どが我々のような零細企業です。
株式市場に上場して資金調達を行う企業はこのうちの数パーセントにしか及びません。
この僅かな上場企業に、下請け、孫請けなどを行って大半の零細企業が成立しています。つまり労働者の大半は、この零細企業に属しており、日本の経済が成立しています。

トヨタ自動車の年間1兆円もの純益は、下請け、孫請け業者達の汗の結晶だと言われます。
写真はトヨタの代表する車種であるクラウンタクシーですが大半のシャアを占めています。
大企業にスポットは当たり、それを支える零細企業が注目を浴びることなどはありません。
天下のトヨタも、現場で汗を流す人の存在を忘れた時は、その屋台骨が瓦解するでしょう。

モノづくり現場とは、エンドユーザー、社員、資材納入業者、下請けなどに属する人々の状況や環境などの事であり、彼らと一緒になって苦労や幸せを分かち合える経営者こそ、一流経営者と言えそうです。とこかく規模や利潤率だけが優良企業と評価されがちです。特に地域工務店は、小規模でも地域住民に慕われ信頼されている事が優良工務店の証しであると思われます。

さて、今日は週明けの1日でしたが、研究開発室や数組の来客対応などで充実した時間を過ごさせて戴きました。午前中は晴れ上がっていた道南ですが、午後になってかなり強い雨が降り出しました。今日は函館に多くの修学旅行生徒が入っていますが、雨の函館もまた情緒があります。色々な時間を楽しんで戴きたいものです。

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