豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

建材メーカーと地域工務店…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-10-02 20:08:28 | ファース本部
地域でチマチマとモノづくりを行なっている建材メーカーなどは存在しません。
建材メーカーとは大量生産、大量消費でコストダウンをはかっております。
同じく住宅を量産して販売する住宅販売会社には、メーカーが直接ロット販売致します。
ロット販売とは、沢山の梱包で一気に目的地に送り込むと価格を下げる事が出来ます。

住宅量産会社には、建材メーカーは特需部隊が一般商材と異なるデリバリーを行います。
そのため、問屋や小売販売代理店を介さないため、その分のコストを削減できます。
一方の地域工務店は、地域の販売代理店から現場ごとに必要な分だけを仕入れるため、建材メーカーから商社や問屋、地域の販売代理店を介する分だけは割高になるのです。

ここで摩訶不思議なのは、量産住宅会社が相当安価に資材購入しているのですが、住宅価格に反映されません。いわゆるハウスメーカーでは価格が高いために地元の工務店に家づくりを要請するケースと度々遭遇いたします。理由は受注するまでに掛かる営業費用の差にあるのです。家を売るためには、営業攻勢が不可欠です。

家を売って利益を得るのは商売なのですが、次にまた顧客を見つけるには、CMやチラシ、展示場、営業マン攻勢などと膨大なコストが掛かります。
私達は、建築したファースの家の建主さまが、施工工務店の営業マンになって戴くような家づくりを行っております。住んでからが建主さんにとっては、本当の家づくりの始まりなのですから、それに堪え得るハードと工務店の真心があれば実現可能です。

今日は弊社東京事務所に調湿材の国内最大メーカーの富士シリシア化学、部長の伊藤譲さん(写真左)、空調メーカーで上場企業の協立エアテック、執行役員副本部長の安藤純彦さん(写真右)がご来社されました。両社ともファースの家の肝心な専用部材メーカーです。

双方ともメーカーですから、住宅量産会社にも同じような製品を販売しておりますが、専用部材には特殊なスペックを加味しております。また量産で得たスケールメリットの恩恵も享受しています。私達は、スペックのより優れた製品を低価格で供給させるための仕組みづくりは、フランチャイズ本部の大きな使命なのでしょう。

さて、明日は広島に移動して調停協会の全国大会に参加いたします。

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