豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ヒートポンプ給湯機エコキュートとは…北斗市

2014-10-27 17:58:56 | ファース本部
今日、朝からの気温がしだいに下り、夕方には一桁台までになり道北では雪が降りだした地域もあるようです。暖かい日が続いたのですが一気に冬になりそうな気配です。
寒くなると暖房装置が稼働しだすのですが、給湯機での温かいお湯も必須となります。

昨今は、エネルギー消費効率の高いエコキュート(画像)の普及率が高くなりました。
エコキュートの正式名は、「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」と言います。
自然冷媒(二酸化炭素)を圧縮して空気中の熱を集めてお湯を作る機械です。

空中に存在する二酸化炭素(オゾン層破壊係数ゼロ・温暖化係数1・0)を冷媒ガスに使用して自然に優しい機器と言えます。一般家庭での消費エネルギーの30%は、給湯に使用されていると言われますが、ヒートポンプで3倍以上のエネルギー消費効率を高めることが出来ることから、地球温暖化防止対策としての次世代給湯機とも言えそうです。

エコキュートのエネルギー消費効率は、電気温水器と比べると3倍以上のエネルギー消費効率を発揮できます。電気ヒーターを1kw消費して取り出すエネルギーは1kwだけですが、ヒートポンプは、コンプレッサーを稼働させて冷媒圧縮して空気中の熱を汲み上げることで三倍の3kw以上もエネルギーを使用できるよう装置です。

北海道のような寒冷地用では、使用することが難しかったのですが昨今、外気温の-20℃でも使用できる「寒冷地仕様」が開発され、厳寒地域でも採用例が多くなりました。
暖房はエアコンなどのヒートポンプ、給湯もエコキュートなどのヒートポンプを多用する時代となりました。勿論、石油やガスによる暖房、給湯は主流ですが、エネルギー消費効率の高いヒートポンプは、使用方法を工夫することで自然に優しい機器と言えそうです。

一方で自己完結できる電気温水器とは異なりエコキュートは、CO2冷媒ガスを使用しているため、コンプレッサー圧縮気圧をエアコンの5倍まで上げる必要があります。
そのため、室外機から発生する低周波騒音などでも大きな課題となっております。

室外機の設置は、隣家との配置関連と吸音、遮音板、機器の向きなどを吟味して低周波騒音の防止に努める必要があります。人に対する気遣いと工夫で低周波騒音も相当に緩和出来るものです。

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