豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

現場を知っている工学博士…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2014-10-07 21:37:20 | ファース本部
従前に誰も行ったことのなかった仕組みづくりは、口で言うのは簡単なのですが、実際に現場で実践するためには幾多の難関が待ち構えているものです。
それでもハード的な難関は、何度も失敗するうち、諦めさえしなければ、しだいに光明が見えてくるものです。私達の住宅システムは、失敗の繰り返しの延長戦上に今があります。

特に住宅の断熱工法は、多くの流派が存在しており、既存工法で行って来た人々は、その領域を荒らされることに大きな危機感を覚えるのは当然なのでしょう。
私達の研究開発したファース工法は、木材などを樹脂のスプレー発泡で完全に包んでしまうため、あまりにも乱暴な断熱工法に見え大バッシングを受けたことがあります。

ましてスプレー発泡断熱など従前に無かった断熱工法は、木材の呼吸が止まる、火炎で燃える、環境ホルモンで住む人の健康障害などなどと、実績がない新技術を否定する材料は掃いて捨てるほど多いのです。このような技術で家づくりを行うことは、住む建主さんに対し、快適性や光熱費などの経済性、メンテナンス対応などを担保する必要があります。

そこに従前の既存工法を推奨してきた大学教授など学識者の先生方は、挙って拒否反応を示すもの道理なのでしょう。
私達、建築業者が「百篇叫んでも、学者の先生が一遍」言うだけで拒否されてしまいます。真に現場を知っている建築学者の先生は本当に少なかった気が致します。

今日は東京大学を訪問し、工学博士の前 真之(写真)先生と懇談する機会がありました。
前先生は、歯に衣を着せないで、業界の改善点をズバリ指摘してくれる先生です。
前先生は、東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院博士課程修了し、建築研究所などを経て、29歳で東京大学大学院工学系研究科客員助教授に就任した若手のホープです。

とかく私達は、差し出がましく研究結果を様々なコンテナで配信しており、大学の先生方にはことごとく嫌われ続けて来ましたが、前先生は様々な現場をよく知っております。
前先生は、工法などの手法であり、結果として住む人、家自体、地球にとって、真に優しい家の在り方を研究し、提言しております。

私達が行っている研究にも通じるところが多くありそうです。
様々な面でご指導して戴くことが出来そうです。まさに前先生との出会いをアテンドして戴いた皆様に感謝です。さて、台風一過で秋晴れが戻った東京です。明日は大阪に移動を。

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