豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「まさか」と云う坂が…北斗市

2018-01-10 17:20:35 | ファース本部

弊社株式会社福地建装は20年ほど前、ベンチャーキャピタルと言う投資会社から多額の資金提供を受け株式の店頭公開を目指した時期がありました。
株式店頭公開で創業者には、創業者利益と言う莫大な利益が入ってくる場合があります。

同じ時期に「FPの家」の松本建工、スーパーチェーンのカウボーイが同じ投資会社の資金提供を受けて株式の店頭公開を果たしました。
弊社は、店頭公開を行った時点で会社が株主のモノになる事に気付き、苦難と葛藤の中で、投資会社からの提供資金を償還し、株式の転倒公開は目指さない方向へとシフト。

店頭公開された松本建工、カウボーイは、株式公開と同時に急成長されました。
創業者はこの時点で億万長者なのですが、10年後にこの両社は相次いで破綻しました。
金は持ち過ぎると関係する企業の人々の心の奥を忖度し難くなるのものだと思われます。

人の気持ちを押し測れなくなる事は、自らの平常心まで見損なうのでしょう。
人生や企業プロセスは、上り坂も下り坂もあり、時には「まさか」と言う坂もありそうです。
この「まさか」の坂は、誰もが突き当たる「坂」である事を常に意識をしなければ…

今日は東京と大阪からファース工法の最も大切な部材である専用樹脂断熱、エアクララのメーカーである倉敷紡績の部長、山本欽一さん(私の左隣・右は弊社の智専務)と施工会社のクラボウ関西化成の代表取締役、松本幸也さん、ファース担当の山下幸司さんにご来社いただき、この時期の経緯が話題となりました。
つまり「まさか」と云う坂はいつどのような形で来るのかも解らない云う事です。

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