スチームやミストといえば湯気をイメージする人が多いと思います。
スチームの日本語訳は蒸気となり、ミストは霧とか靄になります。
水蒸気と云えば、やはり湯気を思い浮かべることでしょう。
これは、悶々と湯気を上げて走る蒸気機関車などがインプットされているからと思います。
ところが水蒸気は気体で、酸素や窒素と同じ粒子であり、肉眼には見えません。
どんなに湿度が高くても、その湿気が目に見えることはないのです。
本州の真夏は、外気温30℃、湿度80%になる事もあります。
今日は北海道の外気温氷点下になっていますが、湿度80%にもなっています。
本州の夏の80%とは全く異なりますが、絶対湿度(実際に含まれている水分量)で表すと気温30℃、湿度80%の絶対湿度21g(空気㎏中に含まれる水の量)であり、-5℃、湿度80%では2.1gと10分の1となります。
同じ80%でも気温が異なれば桁数の異なるくらいも絶対湿度が違ってきます。
湿度が高ければ人のカラダから水分が蒸発し難くなり、夏は蒸し暑く感じます。
また乾燥する冬には湿度を高めておけば、体感温度を暖かくすることも出来るのです。
ファース本部は、気温と湿度の関係を合理的に管理できるような研究を行っておりました。
写真はファース空間でない現在の執務室の温湿度で気温22℃、湿度26%と完全に過乾燥で住むには最悪です。
自然素材のシリカゲルを用い、実際の絶対湿度を高める研究は実に興味深い結果がでます。

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