豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

学術論文と特許出願…前橋市~高崎市~東京都内

2019-05-09 20:21:54 | ファース本部

私達が研究や実験を重ねて創り上げた工法等は、その工業所有権保護と侵害されないため、殆どを特許出願いたします。
権利確保よりも、同類の権利を持っている企業やヒトの権利保全の意味もあります。

その特許出願を行うと特許庁から「拒絶命令」なるモノが届く事が多くあります。
つまり、既に特許や実用新案、それに学術論文、学術文献に記載事例が実存しており、発明性がないと断言し、その内容である参考文献もついてきます。その参考文献の多くが学術文献です。

一方で学術的な研究を行っている大学などの研究機関も、我々などの特許が出願されていると学術論文としてはまったく効能を発揮しません。
いわゆる学術論文や文献も特許と同じような特性があると云う事になります。

現在私達は、九州、四国、中国、近畿、東海、関東、信越、東北、北海道など100棟近いファースの家の居間、寝室、廊下、浴室等4箇所に温度と湿度計を取り付け、Wi-Fiネットワークで集計してデータ分析しています。

医学博士で首都大学東京名誉教授の星旦二先生と工学博士で法政大学准教授の川久保俊先生がファースの家に住む人の健康状態をアンケート調査しました。驚きの結果でありアンケートは主観的データなので客観的データをとるのが目的です。アグロインホの代表の曽根広尚さんがそのWi-Fiネットワークを構築しました。
その膨大な量のデータ分析は、工学博士で前橋工科大学准教授の三田村輝章先生に要請しており、全国大会で発表して頂くため、現在懸命に分析作業を行っています。

今日はその「第20回ファース全国大会in沖縄」での発表についての擦り合わせを行うため、三田村教室を訪問してきました。(写真)三田村先生は、学術論文として充分に価値のある研究になりそうだと云うことです。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする