先日は、台湾の台北市内にある圓山大飯店と云うホテルに宿泊する機会がありました。
世界に名立たる有名高級ホテルです。
しかしながら最高ランクの五つ星にはならなかったそうです。
圓山大飯店は、アプローチ、フロント、ロビー、廊下、個室もこれ以上は望むべきなどないくらいに立派なホテルです。
ところが窓の無い部屋があったのだそうです。
ホテルに限らず我々がつくる一般住宅で窓のないのは、納戸や物置部屋くらいでしょう。
温熱環境的に窓等の開口部は、とても厄介な部位です。
夏場は、日射が入れば家屋内が異常に高温になります。
冬場は、日射熱は短時間であり暖房熱が逃げる熱量の方が圧倒的に大きくなります。
窓は、景観が見通せて、日射熱を入れられ、避難路としても活用できます。
窓の無いのは、ホテルでなくとも致命的な欠点と云えそうです。
私達ファース本部は、北側窓に最適な熱の逃げない開口部の研究開発を行っています。
北側に熱の逃げない開口部をつくると直達日射光、日射熱に左右されない穏やかな環境の部屋にすることが出来ます。写真は標準になりつつあるトリプルガラスのサッシです。
3年間にわたり研究や実験を繰り返してきましたが、何とか製品化への目途もたちました。
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