宇宙空間で太陽熱を受ける部分は、プラス250℃にもなり、受けない方がマイナス150℃と温度差400℃にもなると云われます。
宇宙船の断熱は、薄いアルミ箔のようなモノを貼り付けた遮熱断熱材が使用されています。
断熱材は、熱に対し抵抗を行います。
グラスウールやスチレンフォームなどは、熱の抵抗値の高い素材で、この熱抵抗値(R値)の逆数が熱貫流率です。
宇宙で波長が単一的なので遮熱材で対応できるのだそうです。
地上での熱波長は、大気反射、地面反射、構造物反射、水蒸気反射などで無数の熱波長が舞っており、遮熱だけでは断熱性能が充分ではありません。
したがって日本の断熱基準では遮熱材料の効果を数値的に明確化されていないようです。
私達は、様々な熱の特性を研究して見極めながら断熱仕様を確立してきました。
「ファースの家」の窓ガラスは、日射熱の熱波長の特性を見極めながら侵入させる熱、反射させる熱に対応できる機能をつけております。
写真は外断熱専用のファースボードです。
これは外部通気層に面する外側に遮熱シートを用い、内側にはスプレー発泡断熱材の粘着を促すシートでつくったファース工法専用断熱材です。
今日はその役割についての質問があり、回答をコラムにしました。
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