豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エアコンのエネルギー消費効率とは…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2019-05-11 15:49:10 | ファース本部

エアコン冷風が出るのは、室内機に氷のような冷たいモノが入っている訳ではありません。
エアコン冷房は、室外機についているコンプレッサーが、液体状態の冷媒ガスを圧縮し、高温高圧に致します。それが室内機に運ばれ、開放弁で開放され、液体から気体になり、これが気化冷熱となって室内機フィンを冷やし、冷風を送り込む仕組みです。

室内機は、熱気と湿気を含んだ室内空気を吸い込み、気温と湿気は気化冷熱で冷たくなったフィンに触れて気温を下げ、結露を発生させで除湿を行う事になります。
冷媒ガスの特性で吸い込んだ室温10℃を室外機に送り込み、外部に放出させているのです。

本州では外気温30℃以上になると日射熱で室温は、45℃以上になることもあります。
室温45℃を吸い込むと、吹き出し温は10℃低い35℃にしかなりません。
このような時は、多くの窓を開け放し、扇風機など外気の入れ替を行い、限りなく外気30℃に近づけからエアコン稼働させると早々に省エネ稼働モードとなります。

基本的にエアコンは、こまめに電源を切って無駄なエネルギーを使わないのが常識です。
ところが昨今のネット情報などでは、エアコンの電源を入り切りするより、連続稼働の方が省エネになるなどの書き込みを多く目にいたします。

稼働要件で異なりますが、エアコンの稼働時は電気ヒーター並みの膨大電力を使用します。
冷房が効いて設定温度に近くなるとエネルギー消費効率は高まってきます。
エネルギー消費効率とは、電気1kwの消費でその何倍の熱を排出するかの成績係数です。

高性能エアコンでは、5倍から7倍の成績係数もあり、上手に使うと10倍にもなります。
私達は定格FPF(エネルギー消費効率)5.0を10.0くらいまで省エネになるような仕組みを研究開発しています。
さて、エアコン冷房の必要な東京から、エアコン暖房の必要な北斗市本社に帰社しました。

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