豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人格者の講演と講義の使い分け…大阪市~伊丹空港~羽田空港~東京都内

2019-07-25 19:06:33 | ファース本部

私は、温熱環境に関するテーマで数多くの講演を行ってきました。
講演とは大勢の方々を対象に一つのテーマ(私の場合は住宅の温熱環境)について話します。
講演は終了後に質問回答の時間を設ける事はあるのですが、ディスカッションはしません。

質疑応答も大勢の方々が、それを聴きたいと云うような的を射た内容は少ないものです。
したがって質問シートには、個人の質問、意見、感想など書いて貰うようにしていました。
講演は一方的な話で終わり、時間切れの不完全燃焼のように思うことも少なくありません。

一方講義とは、教材を仲立ちさせ、聴くこと、考えること、討論することで学習します。
講義の中には演習と云い、模擬的な質問をだして回答してもらうなども演習なのでしょう。
私達ファース本部で行う、技術研修会などはこの講義が中心となります。

今日は法政大学デザイン学部の川久保教室を訪問し、川久保准教授に現在ファース本部で研究中のデータ案件に対して理論的な見解を導入依頼してきました。
ファース本部では、温熱関連で多くの実験を行っており、その実験で思わぬ結果が出る場合があります。
それを計算式で学術的な方向から解析しようとの提案です。

写真は川久保教室で川久保俊准教授と撮りました。
川久保先生は学内での学生指導で講義を行い、SDGs普及の先駆者として講演の数も多く、2ヶ月前からの時間予約でようやく今日の会談となりました。

川久保先生は、穏やかで優しく誰もが認める人格者でもあります。
人格者の講演、講義だからこそオファーが多く、このように時間を割く事も難しいのです。
今日はとてもラッキーな会談でした。

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コメント
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