豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

100%の善人も悪人も存在しない…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-01-23 20:51:23 | ファース本部
アメリカの現代史家、ジョン・トーランド氏の有名な言葉に「人間には100%の悪玉も、100%善玉もいない、しかし何かひとつ過ちを犯すとその人物のすべてが悪であるようなイメージを抱く」と言っております。私は逆に善行をアピールした時、そのすべてが善人のようなイメージを与えそうだと思います。

年明け早々に発覚したサッシメーカー三協立山アルミの防火認定の不正事件で、偽装認定だと指摘されています。3棟分のファース専用樹脂サッシにもこの不正サッシが使用されており、対応策として防火自動式シャッターの取り付けで対応する事を検討しています。

現在、メーカー側も建主さんや工務店に迷惑の掛からないような対応策の検証に奔走しています。結果として建主さんが得をするような対応策で問題の解決を図る事が出来ても、サッシメーカーの信頼失墜はとてつもない莫大なものがあります。

安易な行動で不正を行った担当者の過ちは、上場企業の経営に瀕死の重傷を与える事になります。ライバルメーカーはここぞとばかりに「悪行メーカーとだ」と言う攻撃をかけて来る事でしょう。また、そのようなメーカーにファース専用サッシ指定を行った当方の責任も問われます。当然の指摘であり批判を甘受しつつ最善の対応で責任を果たします。

ダメージを負ったメーカーから別のメーカーに専用部材の製造を依頼して乗り換える方法も無い訳ではありません。しかし、このような時こそ傷を負ったメーカーと一緒になって信頼回復の道のりを辿るのが弊社の使命であるとも思っております。
100%の悪玉も、100%善玉もいないけど100%の人が過ちを犯します。仲間が犯した過ちを、仲間と一緒に信頼回復に努力してこそ、人や企業の真の姿が見えて来るような気がします。

今日は真冬に珍しい小雨の降る札幌からの移動でした。写真は丘珠空港に表示板です。
空港に着いて搭乗手続きを終わり落ち着いたとたんに欠航の案内です。幸いにして函館行きは1時間後続の便に乗る事が出来ましたが急いで空港に来てからの欠航告知です。
機材故障だという事ですが、あとの予定の大幅な変更で多くの方々に迷惑を掛けました。

誰にも悪意があった訳でもなく、意地悪をした訳でもなく、災難などは、加害者も被害者も降って湧いたように発生するもののようです。明日は早朝便の東京経由で鳥取移動を…
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