デザインの価値を思考する…北斗市・ファース本部
家づくりを行うにしても構造性能、温熱性能などに優れていても無機質な家には誰もが住みたいとは思いません。
あっても無くとも良いと思われるデザイン性は、住む人の感性をも包み込みます。
デザインとは、思考や概念の組み立てで成り立ち、家の形や意匠で表現されます。
デザインと云えば、図案や意匠などで表面を飾るだけではないようです。
デザインは、形に出来ない心情、思考、感情なども含まれると云います。
また私達が何かの目的に向かって立ち向かい、それを達成するまでの経過や戦略、企画などもデザイン性が大きく関わっているようです。
つまりデザインとは、総ての分野で普遍的な価値観を持っているとも云えるようです。
人の住む事だけを目的に家づくりを行うのであれば、雨風を凌げるように屋根、壁、窓、出入り口などがあれば成立します。
ところが住み方に「豊かさを」兼ね揃えるとなると、デザイン性が必要となります。
デザイナーと云われる職種があります。
建築デザイナー、ファッションデザイナー、コンセプトデザイナー、インテリアデザイナーなどがあります。デザイナーの活動は、デザインプロセスとも云います。
広い意味でデザインとは技術と統合された応用アート、応用工学なのでしょう。
私達が行っている温熱環境も、デザイン科学の要素の一端であると思われます。
温熱性能の研究開発をアートの絡むデザイン科学と捉えれば、新しい発想の湧き出る箇所は、研究開発室の中だけでなく、色々な場所である可能性があるようです。
今日はファース工法開発の動機づけされた友人の野村一成さまのお宅を訪問してきました。
写真は34年前に私自身がデザインし、設計施工した野村さんのお宅です。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」
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