豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

脇役のセリフは少ない方が良い…北斗市

2009-05-01 18:51:16 | ファース本部
自分自身の本当の心の痛さや身体の苦痛などは、自分以外の人に100%解って貰える事など無理なのです。心から愛する人であるとするならば、その人の心身の痛みを100%以上も吸い取れる場合があると言いますが、それは極めて限定的な時間範囲内と言う事でしょう。

人生は常に自分が主役でなければいけないのだと思います。
主役を盛り立てる事を使命とした脇役俳優は、その脇役と言う守備範囲の中で主役を演じているのです。
社長を支える幹部社員も、社長を支える守備での主役なのでしょう。

昨日のテレビドラマで、「脇役のセリフは少ない方が良い」と言った脇役俳優の言葉がとても印象的でした。その場面で主役が誰で、何の役回りであったかの印象などなく脇役の彼は、その場面で完全に主役となっていたように思います。

家づくりにおいては完全に建主さんが主役である事に違いありません。
しかし、現場で働く大工さんは、工務店と建主さんの意向を形にするために奮闘し、施工職人として主役を演じているのでしょう。
全ての人々は、人生と言う物語になれば誰もが主役で主人公となっているのです。

自分が主役と主人公で在り続けるには、周りの方々に支持されてこそ成り立つものです。しかし、今日、郵送されてきた経営情報誌に、「社員に迎合すると倒産する」と言う内容の記事が書いてありました。

その会社の経営者は、「常に社員は主役だ」と位置づけてトップダウンをしない社風を作ってきたと言います。その企業が成長期の時は、それでも充分だったのですが、時代変調に伴う改革が間に合わず、あっけなく倒産に至ったと言います。

主役は、時によって社員だったり、経営幹部だったり、社長であったり、場面で微妙に脇役や主役が入れ替わってこそ、ダイナミックな企業経営が可能となるのでしょう。然るに脇役に回った時は「セリフは少ない方が良い」が名言だと思うのです。

明日から6日まで弊社は連休に入ります。当方は研究開発の仕事を愉みます。
写真は、自宅の庭にある梅の木に数個の花が咲き、いま日暮れてから撮ってきました。この花弁は今が主役で主人公のようです。
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国も企業も人で成り立つ…北斗市 | トップ | 発明は発想と瞑想と閃きを形... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ファース本部」カテゴリの最新記事